散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

ヤマガラとの出会いを求めて

2021年09月09日 | 野鳥

毎度のエゴノキに実り具合を見に行きました。

天候が不順の上に、実は足を痛めて散歩もままなりません。

エゴの実はまだ青々としており、ヤマガラは味見にも来てくれません。

まあ、来週あたりにはたわわに実ったエゴノキに団体で来てくれるでしょう。

何せ、ここのエゴは一年おきに実り、不作を繰り返します。

今年は多くの実を付けてくれましたから・・・

 

たわわに実ったエゴの実

今年はゾウムシが開けた穴がほとんど見られません。

 

クコの花も咲いております。

 

「ヤブツルアズキ」

 

エゴノキのとなりではヤマボウシの実が実り、

「アカスジキンカメムシ」の幼虫が張り付いておりました。

こいつが脱皮のたびに別の種じゃないかと思うくらい変身するんですよね。

 

「ブチヒゲカスミカメムシ」交尾

相変わらずここはカメムシ天国

 

「ホシハラビロヘリカメムシ」

 

シャープな動きは「メンガタカスミカメムシ」

特徴のある背中をなかなか見せてもらえません。

 

気温が低く?、じっとしている「ベッコウハゴロモ」

 

ウラナミシジミがいたので卵を探すが、

ウラギンシジミの卵しか見つかりませんでした。

ところで、今夏、ウラギンシジミを卵から飼育しましたが

15頭が、すべて蛹化に成功しました。

卵からの飼育でしたので寄生バチをクリアできたからのようです。

ところが、5頭は羽化して送り出しましたが、残りの蛹はなぜかそのままです。

時間経過から、もう死んでいるのではないかと思います。

飼育容器の置き場所が悪く温度管理ができなかったからかな・・・

それから、飼育は今回で終わりにしようと思います。

とにかく、食性が葛の花なので、まあ一、二日でしおれ補給が大変です。

しかも、食用に取ってきた花に卵が付いており

はじめ5頭だったのが15頭、それ以上になってしまいました。

今ままで、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハなどの飼育をしましたが、

今回はそれらと比較して本当に大変でした。

 

葛の花には「ハナグモ」 大きさからコハナ?

色合いからハナグモで間違いないと思います。

 

「コガタコガネグモ」

 

「ナガコガネグモ」

 

「オオシロガネグモ」

と、クモも多くの種類が見られます。

腹いっぱいに血を吸った「ヒトスジシマカ(藪蚊)」

知らない間に血を吸われていたらしい。

 

「ヤマトシリアゲ」

 

探して探してやっと見つかった「クワゴ」

蚕の原種ということですが、意外に見つからん!