サンコウチョウとの出会いを期待して出かけた里山林で
足元を飛び出した「ウラナミアカシジミ」
本当に美しい。鳥さんのバイトマークもなくきれいな個体です。
ひらひら飛ぶ姿は翅表の赤も鮮やかで美しかった
開翅を待つが、ここまででした・・・
腹が意外に太いのは羽化したてのせいでしょうか?
顔も美しい
葉っぱでバランス運動しておりましたがとうとう開翅は見ることができませんでした。
彼らの食樹であるクヌギやコナラ(ちょっと自信がありませんが・・・)スキャン画像です。
彼らはこの里山林から外に出てゆくことはほぼありません。
まれに風に飛ばされて旅するものもいるのでしょうが、ここが彼らの宇宙なのだと思います。
私が毎度撮っている「ミドリシジミ」はもう少し極端です。
河原にそびえるたった一本の「ハンノキ」の大樹から離れることがないようです。
ハンノキは彼らの食樹ですが、ここで発生してここで一生を終えるようです。
言ってみればその「ハンノキ」は彼らにとって我々の地球のようなものだと思います。
彼らを観察していると、「狭い」地球上でうごめいている自分たちの姿と重なります・・・。
*これは私感で、学説等ではありません