私の美の世界

私の手元にある一冊の文庫本。

作家「森茉莉」さんが書かれた「私の美の世界」。

この本を買ったのが、中学生ぐらいだから…３５年も一緒（！）ということになる。

表紙もだいぶ傷んで角も擦り切れているが、今でも時おり手に取る。


人生の中で何度か引っ越しをして、時には思い切って荷物を処分せざるを得ない状況に
追い込まれても…どうしても手元に残して置きたかった本の中の一冊。


この雨の週末、久しぶりに開いてみた。

途端に広がる「森茉莉ワールド」。

やっぱり、たまらなく好き。


この方の書く文章は、私にとって「言葉の音楽」のように感じる。
一種独特の旋律が流れていて、それがとても心地いい。

所々にドラマティックな要素も入り、魅了される。


毎回、ドキッとするのが「ほんものの贅沢」について書かれた頁。



現代は「贋もの贅沢」の時代らしい。


贅沢を悪いことだと思っている人間の中にほんとうの贅沢はあり得ない。

…略…

それで一切の贅沢は消え去って、あとに転がっているのは貧乏臭い一人の女の心、
色の褪めた心臓である。



どれだけ月日を経ても、色褪せることのない煌めく感性に触れられる。

読書の醍醐味でもあり、
ある人の言葉を借りれば「精神にとって極上の料理」なのかもしれない。

一歩 また一歩

丁寧に丁寧に　自分に寄り添う


じっくりじっくり　自分の声を聴く


繰り返し繰り返し　自分でやってみる



時には、自分をなだめすかしたり

時には、自分自身と折り合いをつけながら


一歩、また一歩


気づくと、観える景色が違っている

いつか逢いたい人

ここ何年も変わらず、ずーっと好きなエッセイストさんがいます。

年齢は私より少し上。
世代が近いからこそ共感できることも多くて、本当に大好き♡

書かれた本を手に取り、言葉に触れ、写真を眺めているだけで、
ふーっと心が和み穏やかになる…そんな効用をもたらしてくれる大切な存在。

ずい分前に書かれたものと、現在のものとでは、
やはり色々な点において変わってきていらっしゃるけれど、
この方が大切にされている世界…エッセンスのようなものは、
時を経て、さらに美しく磨きがかかっているように感じます。

お目にかかったことはないのですが、いつか直接言葉を交わすことが出来たら幸せだなぁ✨


以前の私なら。

まるごと「素敵な人」と同じようになりたい！と思っていたけれど、今はそうは思わない。
なれるわけがないし、またなる必要もない。

人と人とは「比べる」ものではなく、むしろ「違い」があるから面白い。
違いがある中で、共通点や共感できることがあるから、それがお互いに響きあう。


私が「逢いたい人」は、
何年経っても、何度手に取っても、ハートがあたたかくなる…そんな世界を見せてくれます。

天宇受売命（あめのうずめのみこと）

７月も、もうすぐ終わりですね。


さて。

木花之佐久夜毘売（このはなのさくやひめ）、

そして

鳥之石楠船神（とりのいわくすふねのかみ）が来られたことは既に書きましたが、


昨晩

天宇受売命（あめのうずめのみこと）も来られました。


何だか、ますます楽しくなりそう～♬


☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡


テーマは、ただ夢中になること。情熱と表現。

踊りなさい。笑いなさい。夢中になるのです。
あなたの中に、今にも外に飛び出していきそうな、創造性の強烈なエネルギーが存在しています。

心から楽しむこと、それが本当のあなた自身とつながる道、あなた自身の太陽が輝き出すのです。
自分自身と本当につながると、楽しくなってきます。

それは、あなたの波動を高め、内側からの魅力となってまわりの人を引きつけるでしょう。
艶やかなエネルギーが生まれます。


（神様カードから一部抜粋）

「私であること」を楽しもう！

個性、個性と言うけれど。


ひとりひとりは違って当たり前で、


そうすると、あえて個性という言葉にしばられる必要もないのかな。


外に外に楽しみを求めるのもいいけど、


それよりいかに「私であること」を楽しむか！


こんなに、面白いことはない。