今日は「原爆の日」
早朝の散歩から帰り
赤いひもが切れて間もなく
8時15分になった
今年は絶対に「黙とう」をしようと決めていた
テレビに向かって黙とうをしていると
涙が出る
こんなことは初めて
今日のように
朝からものすごく暑い快晴の日に
原爆が落とされたんだ
私の母は人を探しに町に入って
「二次被爆」をした
当時2才の病気の次兄をおぶって
日赤病院へ向かう時
「峠を越えたら焼け野原の向こうに海が見えた」
「大きな石のたもとで休んだが
あれはきっと
どこかのお屋敷の庭石だったのだろう」
と話してくれた
「人類の幸せを祈ります」
自分の人生で
「原爆の日」に関心が薄い時代もあったけど
これからは
「祈る」にふさわしい生き方をしたいと
心に誓う