A-全行程1551.9キロ
B-今日の走行距離226.5キロ
スタート 8:30東北自動車道紫波SA(岩手県)
ゴール 18:00道の駅「よこはま」青森県上北郡横浜町
ガソリン@165×31.24=¥5155(現金)
高速代 広島東IC⇒青森下田百石IC約¥15000
9/6 17:48 投稿した記事に写真を載せて再投稿
高速道路に完全に飽きた。
走り始めた途端に
あくびと涙がポロポロ。
青森県にいる。
すぐ先が
東北道の終点だとは知らずに
福地パーキングで昼寝をしてしまった。
もうちょっと頑張ればよかったな
もうちょっと気をつけて
地図をみればよかったな
時間がもったいない。
まっいいか!
ゆっくり行こう
出がけに
「蒸気でホットアイマスク」
というものを
友人にもらった。
こういうたぐいのモノを
贅沢品と
思っている私なので
もちろん初体験。
いやぁ~すごくいいわあ~
まぶたが温かく
じわっと湿ってくる~
それに柚子の香りがほんのり
くつろぐ
きもちいい
つけた瞬間に別世界にいける
「目が疲れるだろうから」
と言って
くださったのだが
ホンマに疲れたよ~
トホホ
偶然だが同じモノを
別の友人からも貰ったので
沢山ある(*^。^*)
旅の間中存分に使えるしあわせ
本当にありがたいことです。
「人のことがよくわかる偉い人たちだ」
と感謝しながら
熟睡したら
午後の2時になった。
「モモにどうぞ」
と言って
おやつもいただいている。
モモはおやつをもらう習慣がないので
「ええの!?!?」
丸くて大きなびっくり目をして
私の「ヨシ!」を待つ。
パク!
モモがけなげに付き合ってくれるので
おやつをあげたくなる。
始めはハート型のそれを
一つやっていたのだが
おやつがどんどん減るので
今はハートの半分。
モモは気付いていないから(笑)
昨年の春にこの子と
東北のお見舞に行き
15日間で3000キロ走った。
あの時は10才11ヶ月だった。
今は12才3ヶ月
あの頃とは全然違う!
(おやつとご飯の時以外は)
ホンモノの老犬になっている
今回旅に出て初めて
モモの老いを感じた。
モモの健康を見守りながら
感謝しながら
旅をさせてもらいます。
高速代が思いの外安かった。
広島東から
高速の終点青森下田百石まで
途中二度降りて15000円
なぜか分からないけど
調べた金額の半分だ。
しかし
ガソリン代が169円とは驚く。
{旅の最後までこれが最高金額だった}
これから下北半島へ
田舎に行くのだから
どうしてもスーパーへ寄りたい。
食料
特に野菜を煮たおかずを買いたい。
ラッキー(^o^)
下田百石ICを下りたら
隣にイオンがあった。
食料3000円パン1000円
買い過ぎじゃ!{不安の表れでしょう}
町に人が歩いていないのに
スーパーはにぎわっている。
田舎なのに
なぜか外人さんファミリーが多い。
不思議。
{この後すぐにナルホド!とわかります}
高速を下りた所は
三沢基地の近くだった
北太平洋側を走っている
下北半島の根っこの右側
せっかくの海沿い道路なのに
立派な防風林が何十キロも立ちふさがり
海が全く見えない
防風林は
何度も津波におそわれた歴史を持つ
この地域の人々の
努力の結晶
ようやく
道を見つけて海に向かった
この先に海がひらける
深い防風林
すばらしい空気
見晴台と見事な防風林
反対側が海
オオッ!!!赤いヒコーキ!?(本日の写真)
昭和6年に
ここ三沢村淋代海岸から赤い飛行機で
米国ワシントン州へ
ノンストップ8000キロの旅に出た
アメリカ人二人
地域の人が滑走路作りを手伝った
飛行機は車体を軽くするために
飛び立った後で
車輪を捨て
アメリカでは胴体着陸・・・
冒険物語が
看板に書いてある
明日からの
自分の旅と重なり
勇気百倍!(^^)!
サーフィンをするために波を見にきたのだそうだ
後姿がカッコイイナと思い
内緒で・・・ズームで撮ったら・・・
「おとなしい犬ですね」
駐車場で青年が
話しかけてくれた
モモが私の所に来るから
青年が
「母さん(私)がいいんだね」
と言っている
鍛え上げた身体
その腕に綺麗な入れ墨をしている。
空軍にいると言うので
「自衛隊?」
と聞いたら
なにやら
アルファベットの二文字を言った。
自分はグアムで育って
アメリカ空軍三沢基地の消防士だと言う。
波が良くないので
今日はサーフィンをやめた。
実は午前中もここでサーフィンをしたので
水着が濡れている。
「自分は濡れた水着を着るのがキライなんですよ」
「4年間三沢にいたが
もうすぐグアムに帰ることになったので
お母さんがすごく喜んでいる。
お父さんは何も言わないんだ。」
というから
「男の人は表現しないのよ」と
”おばさん返事”
をしてしまったノーマルな私が恥ずかしい。
こういう時にユーモアで返せたらなあ
きれいな日本語を話す
日本顔の青年だったが
日本人じゃないんだ~
すごくコミュニケーション力のある人だった。
ステキな衝撃。
別れても
いつまでもさわやかな気持ち。
コミュニケーション力を養いたい私は
自分のモデルになってもらおう
このさわやかな余韻を忘れない
と決めた。
学んだことは
笑顔で自分の事を普通に話すこと。
(もしかしたらこれなら得意かもしれん)
課題は
さわやかな笑顔じゃね(*^_^*)
写真の下の方にも写っている
町や山に海に
いろんな風景に出没する風力発電
この羽をきれいに撮りたい
{北海道に渡って美しい写真が撮れたからお楽しみに}
美しい小川原湖を見ながら
下北半島の反対側 (陸奥湾側)の
道の駅に18時ゴール
下北半島が人の横顔だとしたら
喉仏の所に
道の駅「よこはま」 がある
こちらでは
「ねこ」
のことを
「にこ」
と言う(聞こえる)
道の駅で
垣根越しに話した地元のおばあさん。
モモがいつも
人と話すきっかけを作ってくれる。