ジージのドイツ花便り

ドイツで撮った花の写真を紹介したいと思います。

白いシャクナゲ? ツツジ?

2013年05月29日 | 春の花

                    この記事をアップした後で、気になったため
                    ツツジとシャクナゲの違いを調べました。
                    シャクナゲはツツジ属、シャクナゲ亜科で、
                    一見しただけでは判別し難いそうです。

     ドイツでは、ツツジ (Azalea) がなくなり、
     シャクナゲと同じ、 Rhododendron と呼ばれています。
     日本では、シャクナゲは常緑樹に含まれる、すなわち
     冬に葉のないものは、ツツジだ、ということになります。

          しかし気候、土壌の違いもあるので、植物公園内ではっきり
          ツツジとわかる葉の少ない木もありましたが、同時に
          ドイツのツツジは葉がずいぶんゴワゴワしていると思ったのも
          確かです。
          ハンブルク医大キャンパスで撮ったこの木は、冬の間も
          葉が付いていたので、シャクナゲだと思うのですが、
          シャクナゲだ、と言い切る自信がなくなりました。
          ですので、タイトルを変更させてもらいました。

               今日の写真は5月7日、ハンブルク医大の
               キャンパス内で撮ったのですが、同じ白い
               シャクナゲでも、種類が違うことに
               あとで気付きました。
               まあ、まず見ていただきましょう。













     赤いメシベ (だと思うのですが) がきれいですね。

     さてここからは、同じキャンパス内でも違う木です。
     まずシャクナゲをバックにタンポポの花。




          そして蕾ですが、ピンク色をしています。







          そして咲くと、ピンク色は多少残っても、
          白の花になります。







               メシベの色に注目してください。
               白のシャクナゲなのにどこまで違う種類なのか、
               全く判断しかねます。
               もちろん植物学者であれば知っているでしょう。
               でも皆様に違いを見ていただいただけで僕は
               満足です。

                    皆様、白いシャクナゲの花はいかがでしたか?


                    本日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございました。
                    どうぞお気軽にコメントください。

                    では次回まで  


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うーん (セツ)
2013-05-30 10:34:11
ツツジとシャクナゲ、お花の形が似ているので、難しいですね。
長くてかたい葉っぱ、そしてそれに乗るように、密集してまりのように咲く花。
シャクナゲっぽいかなぁ。
ツツジもまりのように咲いたりしますが、葉っぱが小さくて柔らかいです。

蕾はピンクなのにお花は真っ白!
しかもめしべ?が真っ赤なものも!!
素晴らしいお花ですね。

今日も楽しませていただきました~。
ツツジ (ジージ)
2013-05-31 02:44:16
セツさん
ツツジはまだまだ違う種類がたくさんありますよ~
プランテン・ウン・ブロンメン公園のツツジ、ハールブルク公園のツツジ。撮っている当人が驚いたくらいですから(笑)

でも本当にドイツのツツジの葉っぱは固くてゴワゴワですよ。
花、咲き方はツツジなのに、葉っぱはドイツ人みたいにごっつい。

コメントを投稿