Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
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コメットV型ダイポール H-422を整備しました

2020-04-19 20:37:46 | アンテナ
訳あって9年間ほど軒下に放置したあったコメット4バンドV型ダイポール H-722を、急に思い立って整備しました。



家中探してマストクランプやUボルト、バランを発掘しましたが、バランとエレメントをつなぐリード線だけが見つかりません。
単に短いビニル電線でつなぐだけなので、長さは適当で良いと思いますが、なぜか純正と同じ寸法で作りたくなりました。

しかし、取説を見ても「フィード線(圧着端子付)」と書いてあるだけで長さまでは記載してありません。



メーカーのHPのFQAとかにヒントが書いていないか探しましたが当然ですが記載なし。
そこで思い切って、お問い合わせのページから、「フィード線の寸法を教えてください」とメールをしてみました。

すると送信してからなんと僅か20分後にコメットの技術部門の方から返信があり、フィード線の設計図面がPDFで送られてきました。(@_@)

素晴らしい神対応です。 ますますコメットさんのファンになりました。

で、それによると、「IV線3.5SQを使用し約105mm」とのことで、早速 同じ寸法で製作してみました。



これさえ出来れば、あとは組み立てるだけです。
しかし、片側エレメントが5mもあるのでデカいです。

普段、移動で使っている HR-7(こちらもコメットの7MHzモービルホイップ)2本を使ったVダイポールとは大きさも重さもまったく違います。



ベランダに仮設した鯉のぼりポールの先につけたのですが、V型に組んでからマストの先につけるのはかなりしんどく、途中でバランスを崩して屋根に激突させそうになりながら、なんとか取り付けました。



9年間も屋外に放置していたのでちゃんと動くのかどうか心配でしたが、SWRを測ってみたところ、7、14、21、28 4バンドとも取説とほぼ同じSWRカーブを示し、正常動作を確認することができました。

さすがコメットさん、耐久性、再現性もばっちりです。

ということで、無事 H-422が復活しました。 
さて、このアンテナをどこに設置するのか考えなくては・・・

2 コメント

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Unknown (小林)
2021-10-02 17:14:01
H422は嫌な思いでが有ります。
耐入力1kw.pepですが、21MHz.cwでコンテストに
参加するとコイルが焼け切れてしまいます。
メーカーで2度修理して3度目に切れた時は
コメットに耐入力について質問のメールを送りましたが
回答無し。頭に来て、もうコメットの製品は買わないと言ってクリエイトのV型DPを買いましたが、特にコンテストで酷使しても問題有りませんでした。
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Re:耐入力 (Hank)
2021-10-02 21:36:46
小林さん、コメントありがとうございます。
私は100W機で使用していますが、今のところそのような現象はありません。
あと、メーカーから回答がなかった件、実は私も後日、まったく別の件で質問メールをしたのですが、そちらについては全く回答がありませんでした。今回のような資料の開示ではなく、製品の性能・仕様に関する質問をしたのですが、先方が答えに困窮するとだんまりして以後返信をしない、という印象を受けました。
小林さんの場合も同じような感じですね。
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