香川県漁連は二十八日、高松市北浜町の漁連会館で第五十七回通常総会を開き、一県一漁協の構築を目指した基本構想の作成やハマチなど県内水産物の販路拡大などを柱とする二〇〇五年度事業計画を決めた。役員人事では会長に服部郁弘・引田漁協組合長を再任した。
総会には組合長ら約五十人が出席。服部会長はあいさつで「漁業を取り巻く環境は厳しく、一県一漁協の構築を念頭に置き、漁業発展のため努力したい」と強調した。
事業計画では、本年度の総取扱高を五百六十七億円に設定。重点項目としては▽一県一漁協の構築を目指した基本構想の作成▽漁船漁業振興対策としての資源回復計画の推進▽県内水産物のPRと販路拡大―などを盛り込んだ。また、合併計画の完遂などを掲げた「JF改革の実現に向けた特別決議」を採択した。
〇四年度の総取扱高は前年度比5・2%減の五百五十七億四千万円。事業別では、販売が四百三十七億七千万円、共販が七十三億五千万円、購買が三十三億九千万円などとなっている。鮮魚販売では、全国的なカンパチの生産過剰で価格低下が起こり、その影響を受けてハマチ、タイも安値で推移した。
四国新聞2005年6月28日
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総会には組合長ら約五十人が出席。服部会長はあいさつで「漁業を取り巻く環境は厳しく、一県一漁協の構築を念頭に置き、漁業発展のため努力したい」と強調した。
事業計画では、本年度の総取扱高を五百六十七億円に設定。重点項目としては▽一県一漁協の構築を目指した基本構想の作成▽漁船漁業振興対策としての資源回復計画の推進▽県内水産物のPRと販路拡大―などを盛り込んだ。また、合併計画の完遂などを掲げた「JF改革の実現に向けた特別決議」を採択した。
〇四年度の総取扱高は前年度比5・2%減の五百五十七億四千万円。事業別では、販売が四百三十七億七千万円、共販が七十三億五千万円、購買が三十三億九千万円などとなっている。鮮魚販売では、全国的なカンパチの生産過剰で価格低下が起こり、その影響を受けてハマチ、タイも安値で推移した。
四国新聞2005年6月28日
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