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あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

コメ不正取引で25人処分/全農秋田など6地方本部

2005年08月04日 18時18分33秒 | 農業・農協
 全国農業協同組合連合会(全農)は28日、コメ取引をめぐる不正が相次いで発覚した6地方本部の職員計25人を出勤停止や減給などの処分にしたと発表した。

 しかし、具体的な役職や処分内容などは公表せず、「役員以外は詳しい処分内容を公表しないとする内規に従った」と説明している。

 全農によると、処分したのは山形県庄内本部が出勤停止5人のほか、宮城、秋田、三重の3県本部が減給とけん責計4人ずつ、山形県本部はけん責2人、茨城県本部はけん責6人だった。

 2002-03年産米の落札業者に運賃助成名目などで約11億円を支出した庄内本部の処分が最も重い。山形と茨城も運賃助成などの販売対策費を支払っていた。

四国新聞 2005年7月28日

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秋田しんせい農協 棚卸し表改ざん 差損865万円

2005年07月29日 08時41分24秒 | 農業・農協
 秋田しんせい農協(秋田県由利本荘市)は27日、由利総合支店営農資材課生産資材センターで棚卸し表の改ざんが長期にわたって繰り返され、約865万円の差損が生じていることを明らかにした。個人的な流用はないという。

 同農協によると、センターでは1997年1月以降、年4回の棚卸し期日に帳簿上の棚卸し額と在庫との差額が発生。穴埋めのため、前所長(54)が棚卸し表に架空の品目と金額を挿入したり、削除したりした。2004年3月に業務を引き継いだ現所長(53)も差損があることを知りながら、04年度まで同様の手法で決算業務を続けた。

 差損金は前所長が全額補てんしているが、同農協は、ずさんな事務処理対応が、差損額を拡大させたと判断。関係者らを近く処分する方針を示した。

河北新報 2005年7月27日

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まかないミカン」試食販売/鹿県経済農協連

2005年07月25日 09時55分39秒 | 農業・農協
小玉の流通図る

 鹿児島県経済農協連は23日、流通にのらない小玉のミカン「まかないミカン」の試食販売を鹿児島市の山形屋で行った=写真。夕方には175キロが売り切れる好評ぶりだった。
 贈答用のハウスミカンは、直径6センチ前後のM、Sサイズが中心で、5センチ未満は市場に出回らず、農家が自分で食べたり、近所に配るなどしている。今年は例年より小玉が多いため、活用できないかと模索。糖度12度とできもいいため、レストランのシェフが自分たちで食する裏メニューの「まかない食」にちなんで「まかないミカン」と名付けて販売した。
 1パック(約10個入り)が399円。生産農家の白山--削除--さん=大崎町=も法被を着て店頭に立った。通常より200円ほど安いとあって順調に売れた。
 2パック買った中間--削除--さん=鹿児島市=は、孫の--削除--君と一緒。--削除--さんは「孫のおやつに買った」。健太君は「(試食して)おいしかった。帰ったら早速食べる」と話していた。

南日本新聞 2005年7月24日

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災害時、農地に一時避難 食料品供給 町田市、農協と協定

2005年07月25日 09時53分48秒 | 農業・農協
 町田市は、地震や風水害などの災害時に市民の一時避難場所などとして市内の農地を活用するため、町田市農業協同組合(河合勗組合長)と協定を締結した。市の協力要請に対し、農協側は農地提供のほか、組合員が生産している食料品や農協が取り扱う物品を優先的に供給する。

 協定では、協力農地は四メートル以上の公道に接したおおむね一千平方メートル以上とし、組合員が協定に基づく災害時の使用に同意しているものと規定。市民の一時避難場所のほか、復旧作業のための資機材置き場、支援隊の拠点、支援物資置き場などに活用する。

 農協側は、事前に協力農地を台帳にまとめ、市は「災害時協力農地」の看板を設置して市民に周知を図る。災害時に使用した協力農地に対しては、市は原状回復し、損失補償や使用料を支払う。

中日新聞 2005年7月24日

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農産物直売所、全国に約3000カ所・農水省初調査

2005年07月19日 16時02分29秒 | 農業・農協
 市町村や農協が設置した地場農産物などの直売所は全国に約3000カ所あり、1カ所あたりの年間販売額は7462万円であることが18日、農水省の調査で分かった。

 直売所は農家が個人やグループで自主的に設けているケースも多いが、今回の調査対象には含まれていない。これらを含めると全国で1万を超すとみられる。

 直売所に関する農水省の調査は初めて。2004年11月実施した。全国の市町村と第3セクター、農協が運営する有人の直売所数と、各直売所の03年度の販売額と産品を調べた。

 販売総額は約2225億1700万円。全国の設置数は2982カ所。都道府県別では、長野が180カ所で最も多く、埼玉(123)、熊本(116)、岐阜、愛知(各108)、北海道(101)など。

 最も少ないのは福井で6カ所。次いで大阪(12)、富山、沖縄(各15)、愛媛(19)となっている。

 取り扱い産品は野菜やみそなどの農産加工品、果物が多い。直売所のある市町村と、隣接の自治体とで生産された地場農産物が1カ所あたりの年間販売額の64%を占め、4759万円。

日本経済新聞 2005年7月18日

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シンガポールにナガイモ売り込み 帯広市川西農協、物産展に初出品

2005年07月19日 16時01分27秒 | 農業・農協
 「攻めの農業」を掲げ、ナガイモ輸出に力を入れている帯広市川西農協(有塚利宣組合長)が、台湾に続き、シンガポールへの売り込みに乗り出した。今月上旬まで現地の百貨店で開かれた物産展「北海道フェア」に初めて出品したところ、予想を上回る売れ行きで、滑り出しは好調だ。

 フェアは十日間で、当初用意したMサイズ(五百-六百グラム)約千本が五日間で売り切れ、急きょ空輸した約千本も最終日に売り切れた。

 台湾で人気の、ナガイモを牛乳と砂糖、氷とともにミキサーにかけた「ナガイモジュース」を客の前で作り、試飲してもらいながら販売したところ、飛ぶように売れた。

 この効果で、青森産のナガイモを日本食店などに卸していたシンガポールの輸入業者が、同農協のナガイモに切り替えることを決めた。

 十勝産ナガイモは、五年ほど前から台湾への輸出が本格化。健康増進に役立つ高級食材として人気を集め、現在、十勝管内の収穫量全体の約7%を占める年間約三千トンが台湾に出荷されている。同農協は、他のアジア諸国への輸出拡大を目指しており、手始めに関税がなく所得水準が高いシンガポールに照準を定めた。

 ただ、もともとナガイモを食べる習慣のあった台湾と違い、シンガポールでは食習慣がほとんどないだけに、消費を生み出す販売戦略が必要になる。

 このため同農協は、今後も物産展に出品するなどして需要を掘り起こす方針。

 シンガポールでの販売を担当した同農協別府事業所の常田馨所長は、「国内でさえ、市場に受け入れられるのに三、四十年かかった。海外でも同じくらい時間をかけて、ナガイモの知名度を上げていきたい」と話している。

北海道新聞 2005年7月19日

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農協不祥事の拡大 不正ないか全事業で再度点検を

2005年07月19日 15時19分56秒 | 農業・農協
 一体どうしたことだろう。一昨年以来、職員による横領事件など金銭不祥事が続発している県内農協で、JAえひめ中央(松山市)の二億円横領事件で逮捕者が出たとたん、今度はJA西条でコメの大量紛失事件が発生、横流しした職員が逮捕された。紛失したコメには、カドミウム含有米が含まれ、消費者にも不安が広がっている。
 巨額の横領事件もさることながら、金融事業以外にも不正がエスカレートしたことには驚く限りだ。農協役員の度重なる謝罪と再発防止の声が、むなしく響く。本当に開いた口がふさがらない。これでは組合員、ひいては県民の信頼回復は容易ではなかろう。
 各農協は厳しく反省し、販売や購買など全事業で不正がないか、あらためてチェックする必要がある。県は業務改善・停止命令も視野に入れて、一層厳しく指導・監督すべきだ。
 コメ紛失事件は、国の委託を受けてJA西条の倉庫一カ所に保管していた政府保有米と、民間流通米の合わせて約百六十九トンがなくなっていたものだ。政府米のうち約六十八トンは工業用ノリなどの原料に出荷する予定のカドミウム含有米だった。
 この事件で、同倉庫を管理するJA西条職員が逮捕された。八年ほど前からコメを少しずつ盗み出し、西条市内の米穀店に売りさばいていたらしい。
 案の定、JAや国の管理体制に問題があった。JAは同倉庫の管理を容疑職員一人に任しており、愛媛農政事務所も年一回の在庫点検時に不正を見抜けなかった。またカドミウム米の袋には特別の表示はなく、持ち出されたら見分けがつかない。
 カドミウムは土壌に自然に含まれていたものだ。含有米は販売禁止の基準値を下回っているとはいえ、すでに消費者の口に入っている恐れが強い。風評被害も心配だ。管理は普通のコメより厳重にすべきで、組合員の強い批判も当然だ。
 一方、県内農協の横領など金銭不祥事は県への報告によると、二〇〇一年度が四件で被害額計千四百三十九万円、〇二年度が九件計五千二百三十一万円、〇三年度が十三件計六千十七万円、〇四年度が十四件計三億九千万円と増加の一途だ。
 発生は県内全域のJAにわたっているが、中でも県内最大農協のJAえひめ中央で多発。〇三年七月には県内農協で初の業務改善命令を受けたが、それ以降も同JAの不祥事は相次いだ。〇四年十月に発覚した支所職員二人がからむ二億円横領事件はその最たるものとなった。
 二億円事件では、同JAが管理強化を打ち出したにもかかわらず、抜き打ち検査をしていなかったことや、合併による肥大化で支所管理に問題が出ていることなどが浮き彫りになった。
 各JAはそれぞれの不正の原因や背景を突き止め、管理体制の強化をはじめ、人事・研修体制の改善、情報公開の徹底などの再発防止策を役職員に徹底させる必要がある。再生への道は険しいが、実行状況を地道に検証していくしかない。

愛媛新聞 2005年7月18日

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すいかテント村が開村 松本ハイランド農協

2005年07月19日 15時10分40秒 | 農業・農協
 新鮮朝取りスイカを直売する松本ハイランド農協すいか村は十五日、松本市和田のJAあぐり資材センター前広場にオープンした。甘みが強くシャリシャリとした歯ごたえが特徴のスイカは贈答用としても人気が高く、初日から多くの人が買い求めに訪れた。
 すいか村では五戸の地元生産者有志がテントを構え、畑直送のスイカを販売。生産者と直接会話できる対面販売が好評で、試食スイカの提供も喜ばれている。
 今年のスイカは干ばつ後の長雨などの影響が心配されたが、糖度も高く上々の品質。しっかり味見した後、贈答用にまとめ買いしていた女性は、「ここのスイカは皆に喜ばれる。今年も楽しみにしている親せきに送らなければ」と話していた。
 開設期間は八月二十一日まで。営業時間は午前九時―午後五時。十六、十七日はすいか祭りを開き、スイカ重量当てクイズや早食い競争などが行われる。
 問い合わせは同農協農業部総合販売課(電話0263・25・7541)またはあぐり資材センター和田(電話0263・40・5820)へ。

長野日報 2005年7月15日

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カルビーポテトから未検査種イモ 3農協に472トン廃棄命令 農水省

2005年07月19日 15時06分43秒 | 農業・農協
 カルビーポテト(帯広)をめぐる種イモの植物防疫法違反事件に絡み、農水省は十五日、未検査の種イモを農家に譲渡した網走管内の常呂町農協など四農協を同法違反で指導するとともに、三農協が保管する四百七十二トンの未検査種イモを廃棄するよう命じた。

 同省によると、カルビーポテトから「試験栽培」名目で未検査種イモの譲渡を受けていたのは常呂町、東藻琴村、女満別町、斜里町の四農協。譲渡された時期や量はばらつきがあるが、各農協は生産農家で生産したイモを加工用として同社に売却するとともに、一部を翌年の栽培に使う種イモに充てるため農家から回収していた。

 二○○四年には、斜里町農協を除く三農協が三百六十七トンの未検査の種イモを生産農家に譲渡。増やしたイモのうち計七千百八十トンを加工用としてカルビーポテトに売却する一方、常呂町農協が四百七トン、東藻琴村農協が四十五トン、女満別農協が二十トンをそれぞれ種イモ用として回収し、倉庫に保管していた。

 未検査種イモの譲渡は植物防疫法で禁じられており、農水省は同法違反でカルビーポテトを告発している。ただ同社から試験栽培と説明を受けていた四農協については告発はせず、現在保管している未検査種イモの廃棄処分と再発防止の指導にとどめた。

 常呂農協は「二度とこういうことが起きないよう気を付けたい。種イモの処分は早期に検討したい」と話している。カルビーポテトの高原和人専務は「迷惑をかけて申し訳ない。農協や生産者の要望を聞きながら対応を検討したい」と話している。

北海道新聞 2005年7月16日

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農協職員がコメ泥棒…カドミウム汚染米68トンも流出!

2005年07月19日 15時05分13秒 | 農業・農協
 8年にわたり農家から預かった計167トンものコメを横流ししたとして愛媛・西条市農協の職員(58)が15日、窃盗容疑で逮捕された。倉庫管理を一手に任されたことを悪用、少しずつ盗み出しては地元の米穀店などに売りさばき、単純計算で3400万円も荒稼ぎ。だが、うち68トンは工業用にしかしない“カドミウム汚染米”と知りながら横流し、すでに消費者が食べてしまったとみられる。



 コメも積もれば山となる-盗るも盗ったり167トン!! 30キロ入り米袋では計5642袋にもなる。8年にわたり少しずつ盗み続けた地道で大胆な?コメ泥棒は、やっぱり農協内部にいた。

 愛媛県警西条署に逮捕されたのは同農協職員、三崎安正容疑者(58)。

 「8年ほど前から倉庫の玄米を1度に10袋ぐらいずつ盗み出し、市内の米穀店などに売りさばいていた。1人でやった」と供述。同農協によると、三崎容疑者は平成8年から同農協の倉庫で出入庫管理を1人で担当。これを機にコメ泥棒に手を染めたようだ。

 直接の逮捕容疑は今月7日ごろ、農家から預かって市内の倉庫に保管していた1袋約30キロの玄米10袋(6万5000円相当)を盗んだ疑い。

 167トンという膨大な被害は、内部調査で発覚した。帳簿などを調べたところ、167トン分が足りないことが13日に判明。農協は三崎容疑者に連絡を取ろうとしたが、行方不明となったため、14日に被害届を出すとともに事件を公表。すると三崎容疑者は家族を通じて連絡、農協関係者が付き添って同日夕に同署に出頭した。

 盗んだ米の量もスゴイが、米の“質”がまた問題なのだ。

 167トンのうち政府買い上げ米が102トン(3422袋)、自主流通米が65トン(2220袋)。政府米の中に、有毒のカドミウムが食糧庁の基準以上含まれる「カドミウム含有米」68トン(2558袋)も入っていた。

 カドミウム濃度0・4-1PPMのコメは、食用として一般には流通させず、工業用の接着のりの原料などとして使う。西条産の米の一部にカドミウムが含まれることが平成13年に判明、14年から分別して管理していた。

 三崎容疑者が横流ししたため「カドミウム米が一般家庭にも流通してしまったことはほぼ間違いない」と農協関係者。「出入管理を担当した三崎容疑者が、一般米とカドミウム米を区別できないわけがない」と話しており、カドミウム米と知りながら売りさばいた可能性が濃厚だ。

 農協側は「食糧庁の基準は厳しいもので、食品衛生法上では基準値内。仮に食べても健康に影響はない」と強調するが、三崎容疑者はコメとともに“不安”もバラまいてしまった。


★発覚のきっかけは保険配当金8万円着服

 動機は「カネしかないだろう」と農協関係者。だが三崎容疑者は「仕事はマジメで、ギャンブルや女遊びも聞いたことがない」とも。事件発覚のきっかけは容疑者が農協保険の加入者の配当金約8万円を着服したこと。本人も認めて6日付で退職願を提出したが、その後の調査でコメ泥棒も判明した。

★農協職員のコメ泥棒

 ◆50トン(平成13年4月) 秋田おばこ農協西木支所の倉庫係職員(34)が2年半に玄米約1700袋を盗んだとして逮捕。借金返済や遊興費に充てた。

 ◆59トン(今年6月逮捕) 栃木・小山農協中支店の倉庫係職員(23)が4月に玄米170袋を盗んだとして逮捕。計1956袋を盗んだことを認めた。

産経スポーツ 2005年7月16日

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