東京方面から滝子山へ向かうには中央高速道路を利用すれば楽に登山口の駐車場まで行くことができます。
大月ICで下りたらR20を10分ほど笹子方面に走り、右折して中央自動車道を渡ったところにある桜森公園が登山口の駐車場になります。
いつもここに車を置くのですが、今回はちょっと楽をして、少し上の道証地蔵まで車で登ってみました。
登山口の手前に数台の駐車スペースがあります。
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7時前に着いたのですが、すでに二台の車が止まっていました。
この山は周遊して戻ってくることができるのですが,そのためには桜森公園の駐車場がベストです。
こちらは切石コースとなります。
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水量の豊かな沢沿いに登るのでいくつかの滝を見ることができます。
緩やかな傾斜の登山道を30分ほど登ると最初の滝が現れます。
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さらに30分登ると分岐が見えてきます。
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ここで難路と迂回ルートに分かれます。
実際にはさほどの難路ではないのですが、今回は迂回ルートを選択しました。
帰りに分かったのですが、難路には倒木があってかなり荒れていたので迂回ルートを通って正解でした。
迂回ルートにも荒れた個所がありました。
昨年の台風によるものだと思うのですが、ルート全体で丸太橋が壊れていたり倒木も多く,迂回する場所がいくつもありました。
木々の隙間から富士山が姿を現しました。
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左側に三つ峠のアンテナが見えていますね。
急登を上り詰めると曲沢峠分岐の道標が見えてきました。
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ここからは再び沢沿いに登りますが、紅葉した木々を木漏れ日が差し込んで快適に高度を稼ぎます。
大谷ヶ丸との分岐には紅葉した大きなブナの木がありました。
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防火帯のような斜面を登り、ふと振り返ると八ヶ岳が見えました。
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15分ほど登ったところに再び大谷ヶ丸の道標があり、この先に白縫神社があります。
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突き当りの稜線を右に折れて5分登ったところが山頂です。
桜森公園からの標高差はほぼ1000mあります。
正面には雄大な富士山を望むことができます。
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ただし南アルプスは木々の隙間からしか見えません。
反対側の雲取山方面はスッキリ見えるのですけど。
帰路に周回ルートを使うなら寂ショウ尾根を下りますが、今日は道証地蔵まで車で登ってしまったので往路を戻ります。
行きは静かな山行を楽しむことができたのですが、帰りは多くの登山者と出会いました。
それだけ人気の山だということですね。
お土産は笹子駅前にある明治38年創業のみどりやさんで名物の笹餅を購入しました。
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包み紙も経木を使うところが嬉しいですね。
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周遊ルートを一昨年登った時の記録はこちらです。