今年は梅雨入りが遅れていますが,週末から雨の日が増えてくるようなので,一昨日の20日に出かけてきました。
この山は標高こそ1000mを少し超える程度ですが,山頂から富士山を正面に臨むことのできることもあり,大月市の秀麗富嶽十二景の7番に指定されています。
お隣の扇山には年に何度も登っているのですが,この山に登るのはなんと24年ぶりです。
大月市の市営グラウンドの駐車場に6時半前に着きましたが,平日ということもあって駐車場には1台の車も止まっていませんでした。
この駐車場は無料でバス停も兼ねています。
この山は周遊してここに戻ってくることができるので,今日は右回りで登ります。
しばらく車道を登ると,すぐに分岐があります。ここを直進するとおしゃれなバス停がありました。
ここまでバスが来ているんですね。
路肩に咲く紫陽花が綺麗。
舗装路は和田美術館までです。
ここに登山口があり,うっそうとした木立の中を登り始めますが,先日の大雨で沢の水が登山道にあふれているところがありました。
30分ほど登るとベンチが置かれた休憩ポイントがあって富士山を望むことができます。
山頂の雪もかなり減ってきました。
もうあと一週間で山開きですからね。
登山道には日が当たらないのですが,蒸し暑くて汗で背中が濡れてきました。
陽の当たらない尾根まで登ると山頂まで15分で到着しました。
時計を見ればちょうど8時。誰もいない山頂で富士山を探しましたが,中腹に雲がかかっています。
ベンチでしばらく待ったのですが,雲がどきそうもなく,諦めて下山としました。
冒頭に記載した通り,この山は周遊できるのでコタラ山分岐に向かい,ここを右に折れて,百蔵浄水場側の登山道に下ります。
この先で今日初めて百蔵山に登る登山者と出会いました。
ここからは車道を歩いて駐車場まで15分ほどです。
この間に団体を含め4グループに出会いました。
ちょうどバスが着いたのでしょうか。
車に戻って時計を見ればまだ9:12分。
このまま帰るには早すぎますが,このあたりには温泉がないので,猿橋に行ってみました。
この橋は,山梨県大月市猿橋町猿橋にある桂川に架かる刎橋で,国の名勝に指定されているそうです。
地元には,古代610年ごろ(別説では奈良時代)に,猿が互いに体を支えあって橋を作ったのを見て造られたと言う伝説があるそうです。
そして現在の橋は,部材を鋼に変えて1851年(嘉永4年)の橋を復元して,1984年に架け替えられたものだそうですよ。
ちょうど新緑が綺麗でしたが,秋の紅葉の時期も綺麗でしょうね。
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