経営者のための聖書講座

永遠のベストセラー、聖書からビジネスのヒントを学ぶ

No.207 目を覚ましていなさい

2009-06-18 21:37:39 | マタイ
人生の終わりに何を思うのだろう?

できることなら後悔したくはない。

イエスが「再臨の時」について語っている。

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「その日、その時は、だれも知らない。
 天使たちも子も知らない。
 ただ、父だけがご存じである。
 人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。

 洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、
 人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。
 そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかった。
 人の子が来る場合も、このようである。

 そのとき、畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。
 二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。

 だから、目を覚ましていなさい。
 いつの日、自分の主が帰って来られるのか、
 あなたがたには分からないからである。

 このことをわきまえていなさい。
 家の主人は、泥棒が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、
 目を覚ましていて、みすみす自分の家に押し入らせはしないだろう。

 だから、あなたがたも用意していなさい。
 人の子は思いがけない時に来るからである。」

  マタイによる福音書24:36-44
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要するに、イエスが戻ってくるのが終わりの時である(マタイ24:3‐31参照)。

それがいつか知っているのは神のみ。
イエスでさえわからないという。

それはノアの時と同じだそうだ。
ノアとは、「ノアの箱舟」のノアだ。

洪水が来るその日まで、
人々は「食べたり飲んだり、めとったり嫁いだり」・・・、
ごく普通に生活していた。
しかし、ある日大雨が襲い、ノアの家族以外は皆、洪水にさらわれてしまった。

人々は危機が迫っていることに気づかなかったのである。

終わりの時も同じように来るというわけだ。

イエスは忠告している。
「だから、目を覚ましていなさい」

経営も何が起こるかわからない。
常に目を覚ましている必要があろう。

「だから、あなたがたも用意していなさい」

いきなり終わりの時が来てもあわてずに済むには、
どんな生き方をする必要があるだろう?

その生き方は、充実した生活のカギになるかもしれない。