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日本共産党いわき市議団

日本共産党いわき市議団に所属する伊藤浩之・溝口民子・渡辺博之・坂本康一各議員の日々の活動や市政情報などをお知らせします。

原発事故から2年半―荒れ果てた富岡町を視察

2013-09-02 19:16:38 | 原発 放射能
 
 8月28日、「原発をなくすいわき市民の会」は、第2回目の原発被災地視察を行いました。参加者22名がマイクロバスに乗り、伊東達也同会顧問の案内で、広野町、楢葉町、富岡町を視察しました。溝口民子市議も参加しました。

 立ち入りができるようになった富岡町は除染がこれから始まるので、原発事故直後の状態のままでした。畳の上に津波で流された軽トラックが突っ込んだままの民家、店先の時計が止まったままの美容室、雑草の生い茂る線路の上に放り出された車、人の気配のない夜の森の桜並木や商店街。

 参加者は、「自分の家や住んでいた町がこんな状態で被災者はどんな気持ちなんだ」「賠償なんかじゃ何の償いにもならない」と話していました。

 会では、原発被災の実態を多くの方に知っていただくために、月に一度このような視察を行っていきます。第3回目は、9月13日に予定しています。ぜひご参加ください。


原発とは共存できない―原発ゼロを求める金曜行動に40人が参加

2013-08-31 09:52:23 | 原発 放射能
 
 8月30日、原発ゼロを求める金曜行動がいわき駅前で行われ40名が参加しました。高橋明子市議も参加しました。高濃度の汚染水が海に流出しつづけるという非常事態、後手に回る東電と国の対応に市民の怒りは収まりません。国際的な批判にさらされることでやっと動き出そうとする国。いったい誰のための政府なのでしょうか。政府には、何よりも国民、福島県民のために政治を行うという当然のことをやって欲しいと強く思います。
 「福島県民は、最大にして最悪の公害をもたらし続ける原発とは共存できない。この声を大きくして共に行動しよう」との訴えに道行く若い方が足を止めて聞いていました。


原発汚染水問題で県魚連、いわき市漁協と懇談

2013-08-22 11:39:42 | 原発 放射能
 
 21日、日本共産党の高橋千鶴子・笠井亮・塩川鉄也各衆院議員、紙智子参院議員が、福島県魚連、いわき市漁協を訪れ、福島第一原発の汚染水海洋流出の問題について、漁業関係者からの切実な訴えを聞きました。日本共産党いわき市議団と福島県議団も同席しました。 いわき市漁協では、「毎日汚染水のことが報道されているが、福島の漁業はもうこれで終わりかと思ってしまう」「国の責任で一刻も早く事故収束をさせてほしい」と声が上がりました。県魚連では、「汚染水漏れを早く止めて欲しい」「賠償は東電、事故収束は東電から切り離して国が先頭に立ってすすめるべきだ」などの声も出されました。議員団は、「みなさんの思いをしっかり受け止め、収束宣言を撤回させたい。非常事態の認識のもと、これまでの対策を抜本的に見直し、政府の責任で事故を収束させるよう求めていきます」と語りました。


汚染水対策もコスト優先の東電に怒り

2013-08-17 14:13:06 | 原発 放射能
 
 16日、いわき駅前で原発ゼロを求める金曜行動が行われ、20名が参加しました。
「黙っていても事故は収束すると思っている人も多いが、事故収束の見通しさえもないのが現状。事故収束を求める声をもっと大きくしなければ」「事故が起きれば、これからの人たちにも大きな影響があるのが原発事故。いっしょに原発ゼロの声をあげてほしい」と参加者が訴えました。いつもより道行く人が多く、立ち止まって話に聞き入る方や署名に協力する方もいました。
 8月18日付の「しんぶん赤旗日曜版」では、1面で汚染水問題を取り上げています。東電は、事故直後に汚染水流出の危険性を指摘されその対策の提案を受けていたにもかかわらず、コストを優先したために対策をあと回しにしてきたこと、「海に漏れていない」と頑なに言い続けてきたが、2年間ずっと汚染水が海へ漏れ続けていたことなどが報道されています。
 コストを優先して事故収束が図れるのか、安全はどうなってもいいのか、情報隠蔽ともとれるような不十分な情報公開が繰り返され批判を受けながら何の反省もないのか―東電や国への不信感、怒り、不安は増すばかりです。ぜひ金曜行動に参加してごいっしょに東電や国への怒りの声をあげましょう。