浜人ブログ

ビーチサッカーの素晴らしさを伝えます!

もうひとつイタリアで学んだこと!

2011年09月15日 | Weblog
それは戦う心が体を動かすということ「現代スポーツにそんなことは?」と思われる方も多いと思いますが・・・・私も実は世界基準があるとすれば、その基準以上の技術と経験があれば、いつも自分のペースで試合ができ、最後は必ず勝っている!と思っていました。
それはブラジルの圧倒的な強さと華麗さを魅せつけられて、そのように勝手に洗脳されていたように思います。
しかし、今回の大会では、全体に実力的に劣っているのでは?と思われていたチームが勝利したりしています。
例えばエル サルバドルやタヒチの戦い方がその例に挙げられます。

大きな相手ともフィジカルで負けない・・・・どんなに苦しくても最後までボールを追い、シュートまで倒れない
変わった選手全員が最後まで戦う気持ちを忘れずに、あきらめない戦い方をしていました


日本代表も選手達はキット精一杯頑張ったと思っているし、そうだったと思います。
でもイタリアやロシアやウクライナの爆発的強さ・セネガル・ナイジェリアの急成長は、技術力・身体能力・戦術の向上もあるとは思いますが、それ以上にぶつかり合う時に気持ちが折れないのが凄いと感じました。
そして決して調子の良くなかったメキシコやポルトガルも悪いなりに結果を残しています。
このように他国の戦いを実際に見てみて、初めて日本に足らないものは、スタートする前から試合終了のブザーが鳴るまでの時間全てに集中し、最大の闘志で戦い抜く心ではないかと思います。
2012年はアジア予選が行われます。
直ぐに新生日本代表の人選と強化に当たらなければ、ワールドカップ出場は遠のいてしまうかもしれません。
今の戦える選手と、これからの代表を背負っていけるニューパワーが合体して、大きな力と魅力を発揮する日本代表なってくれることを期待しています。

写真はエル・サルバドルがロシアに負けた後、輪になり神に祈り、自分達の戦いを誇りに思い、互いを讃えあっていました。
負けはしましたが、その戦う姿勢に対しスタンドの大応援団からも大声援が送られていました。
「あ~いいな~って思いました。負けても悔いなし!と思える戦い方は、次につながるのです。

我らが日本代表、早く輝きを取り戻してくれ!