お料理コンプレックス

息子のおやつに作ったホットケーキ。



３回失敗して、ようやくできた猫の顔。

テレビで見たときは、すごく簡単そうにしてたのになー。

ほんと、あたしって上手くないよなーってキッチンで
肩を落としていると、ほどなく

「ただいまー」と帰ってきた息子。

一目見るなり、「わーもったいなくて食べれないねー」って、
そうきたかーーーー。


出来上がったホットケーキではなく、それを作ろうとした
私を褒めてくれる、生まれもっての褒め上手。

素直に「次はもっとがんばろう！」って思えるのよね。

私もそうあらねばと思います。

思えば、

私の両親は、完全塩対応教育でした。

はじめて料理を作ったのは高校の時だったか・・・

シンプルに、チャーハン。それを少し自分なりに工夫して
ドキドキしながら両親に差し出したところ

父は「なんじゃこりゃー」と、おなかを抱えて笑い、

母は、一口食べてゆっくり２回うなずき、「・・・これはアカンわ」
と、とどめをさし

私はジンワリ、一生懸命作った自分の変なチャーハンを
口に運んだものでした。

以来、お料理コンプレックス。

「褒める」って大事よね。

実体験でわかっていても、息子には常日頃本当に申し訳ない言葉を
発していると、考えさせられたホットケーキアートなのでした。