幽体離脱の永ちゃん。

中学の頃に「成りあがり」を読み、以来矢沢ファンになった私。
矢沢さんの生き方とか、考え方、話し方が大好き。

矢沢さんが自分の事を語るとき、最初は「僕が・・」からはじまり、
最後には「彼は・・」と、完全に第三者の立場になって、幽体離脱
をして矢沢を語りだすのだと誰かが言っていた。
たしかにそうかもしれないなー。
ミュージシャンというより、ビジネスを強く感じる永ちゃんの話しっぷり。

そんな永ちゃんが、福岡のＦＭ局に出演していた。びっくりした私はなんとか
録音できないものかとあわてたけど、集中して耳を傾けたもんね。

やっぱりいいな～。

子供のような無邪気さの中に、常に丁寧な受け答え、そして永ちゃんほどの人が
何度も「生意気なようですが」というフレーズを口にしていた。

そんな永ちゃんが、ラジオでこんな事を言っていた。
『キャリアがあってもダメなやつはダメ
枯れていくだけだ
キャリアがなくてもいいものはいいんだ』　と言って、新しいアルバムに
無名の女性が書いた詩を使ったらしい。
といっても、その詩を書いた女性は、長年、矢沢さんだけにいくつもの
詩を贈り続けていたらしいけど。

それにしても、魅力のある話し方をする方だなーと関心する。