Jariaの玉手箱【更新終了】

鉄道ニュースについて管理人のツッコミ、そして時に自論を展開するブログ(※このブログは既に更新を終了しています)

交通博物館 12月16日から閉館記念キャンペーンを開始 旧万世橋駅公開も

2005年12月08日 21時57分37秒 | 鉄道ニュース(総合)
関連:
JR東日本ホームページ:プレスリリース(PDF)

日本の鉄道ファンにとっては、まさに聖地とも言える存在である、東京は神田の交通博物館ですが、いよいよ今月16日から閉館記念キャンペーンを行うそうです。

内容が多いので、詳しいことは関連のリンク先を御覧頂くとして、ここでは注目されそうなイベントを御紹介。

まず一つ目が、入館者への記念切符プレゼントキャンペーン。
これは、期間中の来館者、毎日先着500名(平日の場合。土日祝日は800名)に旧万世橋駅発行の硬券乗車券を再現した記念切符をプレゼントするというもの。
切符コレクターの方は、結構気になって仕方がないのではないでしょうか。
ちなみに、関連のリンク先で画像が見れますので、気になる方はそちらへどうぞ。

次に二つ目、これが恐らく最大の目玉でしょう。
タイトルにも書いてしまったのですが、何と、これまで原則非公開だった旧万世橋駅の遺構が一般に公開されます。
旧万世橋駅遺構といえば、恐らく、ファンの間では交博のどの展示物よりも見たいであろう憧れのもの、フランダースの犬で言う所の教会の絵のようなもんです。

最後の最後で随分やってくれますな、交博さん。
ただ、旧万世橋駅は戦時中の姿をそのまま留めている都内でも数少ない駅のひとつであるだけに、貴重な遺構の保存状態が悪化しないか心配でもあります。
できるならば、今回は公開せず、閉館後にきちんと整備した上で、都かどこかに貸し出して平和祈念館みたいな形態を取った方が良かったのではないかと。

何でもかんでも見せれば良いという考え方は、少し違う気がします。
まあ、百聞は一見にしかずという言葉もありますが。

いずれにせよ、70年の永きに亘って子供達、そして鉄道ファン達を楽しませてくれた交博の歴史に綺麗な形で幕を閉じてあげたいものです。

追記>
ところで、個人的に、交博の中では映画館が一番好きだったりします。
あそこ雰囲気は非常に良いので、大宮の鉄道博物館に移築できないものかなぁ。
或いは、通好み(何の通かはさておき)の映画館としても、十分やっていけそうな感じがするんですがねぇ。
以上、管理人の戯言でした。

TX 大晦日から元旦にかけて終夜運転を実施へ

2005年12月08日 21時29分33秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
つくばエクスプレスホームページ:トピックス

さて、今年の夏、鳴り物入りで登場したTXこと「つくばエクスプレス」ですが、早くも今年の大晦日に終夜運転を実施するそうです。

実施区間は秋葉原~守谷間で、60分間隔、5往復の運転。
種別は全て普通列車になるとのこと。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。


撮り鉄派の方は、今頃撮影計画を練っているのでしょうね。
風邪など召されぬよう、お気を付け下さい。

京都市交通局 来年1月7日から地下鉄運賃を値上げへ

2005年12月08日 21時21分09秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
京都市交通局ホームページ:交通局ニュース

地下鉄はどこの都市も大体業績が思わしくないと言われていますが、こちらもなかなか大変なご様子です。

タイトルにもある通り、京都市交通局では、来年1月7日から地下鉄の運賃を平均7.4パーセント値上げすると発表しました。
新年早々の値上げということで、普段、京都市営地下鉄を利用されている方は、たまったものではないと思います。

ちなみに、今回改定されるのは定期外普通旅客運賃と大学生以上の定期券で、小中高校生の通学定期は据え置きとのこと。
ただ、これも改定後1年間だけのものなので、いずれは値上げされる可能性が非常に高いといえるでしょう。

個人的には、「公共交通が交通弱者の首を絞めてどうするんだか」と言いたくもなるわけですが、誰かが費用を負担せねばならず、誰もやろうとしないのであれば仕方がない部分もあるでしょう。
勿論、だからと言って、経営の改善を怠って良いということにはなりませんが。

いずれしても、交通局にはニュースリリースに今回の値上げに至った経緯と考えうる原因などをしっかり出し、利害関係者である京都市民への説明責任を果たして頂きたいものです。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。