--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

薄氷を踏む思い

2005-11-16 | 森と空と海のあいだに
渡井さんのサイト「森と空と海のあいだに」がまとめてアップされました。
荷積みの写真に混じっていたバナナの怪も解け、なるほどそういうことだったのかということで、一件落着。

最近の話題では「乙種機械高圧ガス製造保安責任者試験」のことが書かれています。
試験の結果発表としては1月なのだそうですが、web上で正解発表があるとのことで、一足早く合否が分かってしまうのですねー。
私が受けた国家試験は発表があるまでどうなるか分からずドキドキしただけに、早く分かるのはいいようなつまらないような・・。
それにしても自分の点数まで発表してしまうとは、なんと大胆な。
計算して出す問題はパーフェクトなのに、憶えなければならない問題はギリギリだったあたり、若いときのように頭が柔らかくなんでも吸収するということにはならないのかもしれません。
でも、法令も保安技術管理も法令集?などを見れば分かるし、追い追いやりながら調べながら憶えていくものでしょうから、問題ない気がします。
気がするだけです。
分かって言っているわけではないです。
兎にも角にも、おめでとうございます。

全然関係ないけれど「薄氷を踏む思いでした」で、思い出したことがあります。
海氷の氷が解けはじめて(海氷上に積もった雪が解けて)水溜りのようになることを「パドル」と言うそうです。
踏み抜かないように注意しないといけないと聞いています。
その「パドル」という言葉に聞き覚えがあると思ったのです。
ラフティングやカヤックの時に使う櫂のことを「パドル」というのだと、この夏に聞いたばかりでした。
それに、最近、人工衛星のことを調べていたらそこにも「太陽電池パドル」という文字が出てきました。
太陽電池パドルは板状にのびている集光パネルのことです。
その他にもへら状でかき混ぜるようなものを「パドル」という表現をしている様子。
英語圏で「しゃもじ」を説明するのに「ライスパドル」といったらどんなものか分かってくれるだろうかと余計なことを考えてしまいました。
それぞれが全然つながりのないように見えるパドルたち。
そもそもどういう意味なのでしょう?
そうだ、英和辞書引いてみよう。
あ、今、調べて分かりました。
そもそも海氷上の水溜りは「pudlle」でそのまま「水溜り」という意味でした。
そして「櫂」は「paddle」という綴りでした。
また無知をさらけ出してしまって恥ずかしいです。
しかし、それでも太陽電池パドルは分かりません。
櫂でもないでしょうし、水溜りでもないでしょうし。
綴りは「paddle」と書いてあるものが多いのですが、櫂という感じには思えないし(形は100歩くらい譲ると櫂に見えなくもない?)、むしろ水溜りのほうが太陽光がたまりそうな気もするし・・。
何か意味を見出して「パドル」と名づけているのでしょうけれど、何なんだろう?

また、考えている途中の頭の中を全部披露してしまいました・・反省。
今度は考えがまとまってから書くように努力します。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと12日

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