南極観測船「しらせ」が今日の昼に無事出港したそうです。
私は仕事で見にいけず、出港の報告を受けるまでそわそわしっぱなしでした。
写真を見せてもらうと、本当に大勢の人が見送っています。
船は好きで毎年どこかでフェリーに乗りますが、誰かを見送ったことはありません。
テープも一度投げてみたいのですが、今回もチャンスに恵まれませんでした。
たくさんの報道が訪れていて、インターネットのニュースにもすぐに乗っていましたし、テレビニュースにもなったようでした。
ウェブサイトを紹介するとキリがないのですが、TBSの「NEWSi」では動画ニュースが見られるので、紹介しておきます。
たぶん1週間くらいは見られると思います。
出港のしらせをくれた渡井さんのメールには「出来るなら乗っていきたかったな」と書いてありました。
確かに、日本からの距離1万4千キロを実感するには船が一番。
北半球から赤道を越えて南半球の端っこまで行くので、暑さも寒さも体験するのですものね。
しかも、しらせで行けば、大気のCO2と海のCO2を航海中ずっと観測できるはずなのに。
しらせ乗員の皆さんは、これから1ヶ月の航海が待っています。
今回初の女性がしらせ乗員として乗務しているということでした。
そういえば壮行会のときに女性もいるんだなぁと思ったばかりでしたが、女性の乗員は初めてだったのですね。
しらせが帰ってくるのは来年4月、入港の4月13日はたぶん仕事でまた会い損ないそうです。
第49次で役目を終える「しらせ」
今回はどんな航海になるのか、楽しみに見せてもらおうと思います。
いってらっしゃい!!
白瀬矗中尉のふるさと金浦(金浦町からにかほ市になっています)の横断幕
第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと14日