--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

南極中継イベント

2007-01-10 | ニュース・お知らせ
報道が盛りだくさんなので、いくつか紹介したいと思います。

今日は、南極(昭和基地から大陸へ30kmほどのS17地点)と日本、オーストラリア、タイを結んで
南極中継イベント 「さぁ南極へ!~大気を通して地球の未来を見る~」というイベントが行われたようです。
その様子をいち早くTBS動画ニュース(すでにリンク切れです)が伝えていました。
<11日追記:47NEWSの動画ニュースがアップされています>
学校がある日なので、小中学生が参加できないのが残念に思いましたが、会場には思いがけず小さな子どもたちの姿がありました。
団体で来ていた高校生もいたようです。
いくつかの科学実験が行われたとのことですが、その一つが東京新聞webに載っていました。
「南極では吐いた息が白くならない」という実験です。
この実験を詳しく知りたい方は、「昭和基地NOW!!」大気エアロゾル観測をご覧ください。

47NEWSでは毛利さんが観測施設を視察という動画ニュースがアップされました。
大気観測の説明をしているのは、ずいぶんむさ苦しいけれど、渡井さんです。
(渡井さん勝手に紹介してゴメンナサイ、そろそろ読んでくださっている皆さんが渡井さんってどんな人なの?って思っているんじゃないかなー?と思って。)

もう一つ興味深いニュースを。
秋田魁新報社のさきがけon The Webに出ていた白瀬中尉のブロンズ像完成 ニュージーランドの博物館へという記事。
にかほ市出身の南極探検家・白瀬矗中尉の南極探検95周年を記念して作られた白瀬中尉のブロンズ像がニュージーランドのクライストチャーチ市にあるカンタベリー博物館に永久貸し出しされるというものです。
白瀬南極探検隊記念館は、平成4年7月にカンタベリー博物館と姉妹提携調印を交わしており、このブロンズ像も白瀬南極探検隊記念館が発注したのだそうです。
私ははじめて知ったのですが、博物館や記念館で姉妹提携を結ぶものなのですね。
しかも寄贈ではなく、「永久貸し出し」なのですね。

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