「ロックミシンが全然動かなくなった～。」と修理依頼が有りました。
現行モデルとあまり変わり無い仕様ですが１０年以上前の代理店向けモデルでしょうか？
コンセントにプラグを差してフットコントローラーを踏むとモーターはうなり音を出しますが回りません。
はずみ車を手で回そうにもびくともしません。
油が固まったかどこかが焼き付いたか・・・
上ルーパーの矢印のところが固着してた事が他のロックミシンで何度かありましたので、またここか？と思いましたがそうでも無いようです。
針棒が固着してた事も有りましたが、そうでも無いようで・・・
ミシンの場合ははずみ車の上軸の固着が殆どですが、ロックミシンの場合は色々可能性が有って見極めが難しいです。
バラシて固着箇所探すにも、油差して直す為にも前カバーを外したいのですが、上ルーパーの軸が下がらないと前カバーが外せません。
廻らないと軸が下がらない。
軸を下げないと修理できない。
軸を下げるとタイミングが狂っちゃうので、合わせるのが面倒だから出来れば下げたくなかったのですが、軸止めを緩めてやっとこさ前カバーを外しました。
針棒のだき止めを緩めたら軽く動くので針棒の固着でも無い。
結局は主軸の固着でした。
注油して待ってても中々緩まないのでレンチでちょっとコジってやったらすぐに動くように成りました。
ルーパーと針棒とタイミングを合わせ直して・・・
綺麗に縫えるように成りました。
中々楽しい修理でしたな。
ロックのタイミング調整は未だにヒヤヒヤもんです～💦
幸せですよね。（＾-＾）
うん、多分同じです。
マニュアル見ても微妙なところは経験で覚えるしかないもんね。
楽しいからもっとやりたい（笑）
雪の掘りがいより修理のやりがいじゃ～（笑）