1989年製のジャノメ プレールSPの修理を承りました。
ジグザグ縫いとか模様縫いが出来ないと言う事でしたが各部点検すると
下糸巻き機が廻りません。
釜の中にも、おそらくずっと掃除をしたことも無く使っておられた所為でしょう。縫い埃が沢山溜まっていました。
おそらく20年分の縫い埃です。
下糸巻き機は注油して回しているうちに緩むかと思いましたが、中々緩みませんので一旦取り外して、矢印部分を叩いて取り付けを緩めて注油。
これで軽々と回る様になりました。
ジグザグ縫いや模様縫いが出来なくなったのは、指差しているところの油が固まって固着しているのが原因でした、古い油を洗浄して注油して、ジグザグ縫いもボタンホール縫いも出来るように成りました。
内部に溜まった縫い埃も綺麗に掃除して、各可動部に注油して、本体を綺麗に磨いて修理完了です。
このミシンは、お客様のお母さんが使っていたミシンを譲り受けたものだそうです。
このミシンでこれからお子さんの幼稚園の絵本バックとか作るのだそうです。
親子二代で使われるミシン。
ミシンも幸せだと思います。
たくさんの縫い物をされてきたんでしょうね~♪
また動くようになって、良かった☆
さすが、美心屋さん!
20年もの間、同じミシンを愛用されていらっしゃった、持ち主さん素敵ですね♪。
親子二代で、だなんてますます素敵です。
絶対 手放したくないミシンでしょうね。
誇り → 埃
の間違いです~。。。
でもホントはそれくらいが当たり前かもしれません
今のミシンはそんなにももつのかしら???
あとは、ちゃんと直してくれるミシン屋がいればね。