![イメージ 1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/9f/099fc505f6180b6853b7cd7e651088a4.jpg)
古いシンガーミシンの整備を承りました。
基本構造は昔の直線ミシンとか職業用ミシンと同じで左横からボビンケースを入れるタイプですが、ジグザグ縫いが出来ます。
針が左右に振れるのに連動して釜も左右に動きます。
この構造だと針と釜のタイミングが左右に振れても同じですから、最新の家庭用ミシンより縫い目は綺麗に出るかもしれませんな。
油切れしてたくらいで特に大きな不具合は有りませんでしたが、プラスチック製の糸調子外筒が壊れていました。
![イメージ 2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/af/bd009498c8fd0d26f19942f52bf499e3.jpg)
このままでも使えますが押さえを上げた時に糸調子がフリーに成らないので糸替えがし難いです。
金属製のジャノメの職業用ミシンの部品が使えそうなのでそれに交換しました。
![イメージ 3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/fe/3ca45a6bf351ddd81c3f51c88910802c.jpg)
若干サイズが合わなかったところは鑢で削って微調整しました。
![イメージ 4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a4/d52b23f3a5f63cf77bf08e80cceed8c3.jpg)
直線もジグザグも綺麗に縫えるようになりました。
最近の名前だけSINGERミシンと違って、これは本物のシンガーミシンだしね。