![イメージ 1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/49/34174ddab9dc462a14b87f20fd538d9c.jpg)
長年ミシン屋やってますが、滅多に触れることのないまつり縫い専用ミシンの整備を承りました。
特に調子が悪いって訳でも無いそうで、埃を落として注油して綺麗に磨いて完了ですが、いい機会なのでマニュアルもお借りして使ってみました。
一本糸で曲がった特殊な針で縫っていきます。
![イメージ 2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a5/da09919f22f6d1c1af8dbaa42cc0696e.jpg)
まつり縫いってのはズボンのすそ上げとかで使う縫い方ですが、裏側はこんな感じでも・・・
![イメージ 3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/75/61cc516e554854844bf3dd484c4fb2e3.jpg)
表側には縫い目が出ません。
家庭用ミシンでもまつり縫いが出来るのは有りますが、こんな風に縫い目を出さずに縫うことは出来ません。
いや、すごいです。
以下は今後修理依頼が有った時の覚書的に・・・
![イメージ 4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/63/839f80a9324279eb5ab67a9d99650bf0.jpg)
針が一番右に振れた時の位置。
ミシンで言うなら下死点。
![イメージ 5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c2/d4da4d6615a247b356cfe8ca4c8a63b4.jpg)
針が左に振れ始め、剣先が糸をすくう位置。
ミシンで言うなら釜タイミングが有ってる位置。
故障が起きるとしたら多分この辺りでしょう。