JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

グラインドの宝石箱や~

2008年02月01日 | Weblog
毎日 仕事場からの帰り道の緩いダウンヒルを楽しみに スケートボードを抱えて出勤しています。昔から「スラッピィグラインド」という技が大好きで 道路の左右 歩道にある車用のスロープで 低くなった縁石に ボードの車軸 金属パーツを当て込んで「ゴオーリゴリゴリ」と擦り走り抜けるのです。コンクリートを摩擦する快感を どうやって表現したらいいのか?体感しなければ伝わらない感触です!石を手で持ってコンクリートに擦りつける~なんてのが近いのかな?スケートボードが体の一部になって滑っている感覚なので 自分の足の骨が剥き出しになってゴリゴリ削っているイメージです!病気だよね。コンクリートの種類やスピードによってグラインドのサウンドが違うのも楽しみです。細かい事を言いますが 素材はもちろん硬い石の方がナイス!角の形は少し丸い方が調子良く 丸過ぎると届きません、継ぎ目も重要!深い継ぎ目にハマれば フっ飛ばされます。毎日グラインドゥショッピングを終えると 赤ちゃんの様にボードを抱え込み 今削り出たばかりのピカピカな車軸 トラックを眩しそうに眺めながら「今のは責めが甘かった」とかブツブツやるのです!これを肴に一杯呑める程だよ!「早く軸の硬い所が剥き出しにならないかな~あそこが出ると無敵のグラインドが出来るんだぁ」ってね 中毒患者。昔はジャンプ技 オーリーも軽やかに飛べていたけれど 今は地を這う重いグラインドのスタイルです。ストリートには 意外とオーリーせずに攻めれるポイントも多くて 過酷に無茶出来ない30オーバースケーターにはオススメのスタイルです。