MAKO’s日記

身の回りでの出来事

バンドの伴奏による Song for Ina

2012-02-16 21:55:56 | 音楽
●やった。
 初めてのバンドの伴奏による独奏。
   と言いたいところですが、これは2回目です。
   大昔(30年ほど前)にも、独奏をしたことがありました。
 曲目は、「Song for Ina」。

 これには、H先輩指揮者による楽譜の書き換えの賜物なんです。
 昨年、夏ごろ、定期演奏会で何か独奏をしてみては… とH先輩指揮者から勧められた。
 その時の曲が、「ホルディリ・ホリディリア」だった。
 この曲、やたら音が細かく、とても私の技術では演奏できない。
   私自身、テクニックの塊を披露しても観客は喜ばない、と思っていた。
 そこで、あちこち調べまわり、Song for Ina に行き着いた。
 これなら演奏できそうだし、私の思いにぴったり会っている、ということで、楽譜を取寄せてH先輩指揮者に提案した。

 「そうか。楽譜を借りて良いか。」と言って、楽譜を持ち帰った。
 次の週、「あれは金管バンド用の楽譜で、今の楽譜に合っていないよ。」と言われ、ガックリでした。

 今月初め、「楽譜、書き直したぞ。」と書き直した楽譜を持って来てくれた。
 早速、委員会に頼んで、取りあえずやってみる、というところまでこぎつけた。

 それが、先週の合奏練習。
 私の緊張度合いは本番前よりもっと大きかった。
   口の中は乾くし、どうしようかと思った…

 さて、いざ合奏。
 とにかく、音のミスを無くす事だけに集中。
 表現なんか二の次だった。
   音が高いんです。
   ハイF以上の音が満載…
   しかも、この頃、歳のせいか高音が出にくい症状が出ていた頃なのです。
 テンポは完全にH先輩指揮者のまま。
   ホントは、もう少し表現したかったのだが、そんな余裕は無い…
 いつもより遅めな感じがして、息絶え絶え。
 しかも、バックが大きいので、少し大きめに吹いたため、呼吸困難状態…

 そんなこんなで吹き始め、… なんとか最後までたどり着いた。
 伴奏は初見で、ソロなんか聞いている余裕は無かったようです。

 後で、H先輩指揮者との話で、
 「ん、良い雰囲気やな。良いんでないの。」と言われ、ホット一息だった。

 まだ、結果は出ていないが、良い感触のようです。

 今年の定期演奏会は、私の独奏が実現しそう…
 ちょっと、手ごたえを感じたひと時だった。