●先週木曜日に、いつもどおりに吹奏楽団に練習に行った。
まだ、誰も居ない。(例のごとく行くのが早すぎた)
さーーて、誰も居ないうちに練習すっか… の前にちと一服…(これが間違いの元??)
見たことないような、あるような人がやってきた。
でも、何だか目が輝いているような… 気のせいかな…
一服を中断(あーーあ、煙草がおとましいな… と少し思ってしまった)
話をしてみると…、なんと
「見学に来た」という事で、新入団員ではないか!!
なんじゃかんじゃと話をして… といっても、私も3年のブランクの後の3ヶ月しかたっていないので、団の事情を知らない… ので、世間話程度。
よくよく話を聞いてみると、21歳の女性で、中学時代にブラスバンドに入っていた、とのこと。
して、楽器は なんと ユーフォニアム!!
内心、ユーホは足りている。20人程度の楽団にユーホが3人も居て、さらに増えて4人になる… はっきり言って、困った。
合奏で、ピアノ(p)の音量はどうしよう… と
後は、音程の問題… 4人ともなると、なかなか音の高さが合わない。
さらに、吹き方の問題… ニュアンスがそろわなくなる。
以上、適当に… ではすまなくなる。
ということは、4人で合わせる必要が出てくる。
でも、時間が取れない… (4人が揃わないといけないので)
これは、非常に困った問題になってくる…
が、そんなことを言うわけにもいかない。
その日は、文字通り見学だけ。
土曜日。 臨時練習。
相棒が楽器を貸す、ということで その楽器が来た。(ちなみに相棒は多忙のためお休み。もう一人の相棒もお休み。 なので、実質は私一人)
楽器を吹いてもらったら…… ……、ウーーム!! 即戦力にはならない。
とりあえず、超初心者のコース。 音階もおぼつかない。
よーーく話を聞いたら、中学の時に3ヶ月だけユーホを吹いた、ということが判明。
それって、0.001から始めることになる。
息がつまっていて、音がこもっている。 この突破口は非常に難しい。 で、これを突破できなければ、やめるしかなくなる。
のどを開け(ちょうどあくびをした状態る)、腹から速いスピードで息を出す…… から教えないといけない。
指使いも忘れているようだ。 しかも、指使いを知らない半音もあるようだ。
音程の補正などは、とぉーーい話だ。
という事で、音階の練習をしてもらった。
合奏の時は、譜面を見ながらマウスピースを口に当ててバズィング。 ついでに指使いもやる。
ので、楽器は不要。
この子のモチベーションは維持できるのか…??
私には自信がない。
できる限りのことはするが……
でも、一緒に合奏が出来るようになって欲しい。
だって、仲間が増えるんだもの。 音楽の難しさがわかって、音楽を楽しむことが出来る人がまた増える。
若さに期待したい……
●ネットを覗いていたら、夫婦の一言 のようなサイトがあった。
「拍手」数がついている。
一番数の多い物を見てみた。
以下、その文面
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連れ子(娘)の結婚式
土曜日、一人娘の結婚式だったんさ。
当時俺25歳、嫁33歳、娘13歳。
まぁ、要するに嫁の連れ子だったんだけど。
娘も大きかったから、多少ギクシャクしながらも数年過ぎた。
子供はあえてつくらなかった。 収入の問題もあったけど、娘の気持ちを考えたら、子供は娘1人いればいいって事になった。
突然嫁が交通事故で逝った。 娘17の時。
突然2人きりになった&現実味がなくて二人して呆然。 これからどうしようと思った。
生活の面では収入も安定してたし、娘も家事の一通りは出来た。
何の問題もないはずだったけど、嫁側親戚が騒ぎ立てた。 そらそーか。
血の繋がらない29の男と17の女。
ある意味カップルでもおかしくない歳の差だもんな。
「あなたはまだ若いんだから」とか、「再婚するにも子供がいちゃ・・・しかも自分の子供じゃないのに・・・」 とか、散々言われた。
でも、俺は間違いなく娘は俺の娘だと思ってた。
何よりも、嫁のたった一人の忘れ形見だ。
俺が育てて行く以外の選択肢は全く頭になかった。
そんな親戚の騒ぎは右から左に流した。
娘も「今更こんな足の臭いオッサンとどーにかなるかw」と笑ってた。当たり前の様に言う娘の気持ちが嬉しかった。
やっぱり影であらぬ噂を立てられた事もあった。三者懇談や進路面談で学校に行くと、必ず教師に変な顔をされた。
部活で遅くなった娘を迎えに行って「お宅の生徒が援交をしている」と近隣住民から学校に通報された事もある。
それでも2人で暮らして来た。 再婚なんか考えた事もなかった。
それくらい娘には穏やかな、幸せな時間を与えてもらってた。
娘に話があると言われた。 「結婚したい人がいる。」と。
娘は25になってた。
俺が嫁と結婚したのと同じ歳。
正直複雑な心境だった。 次の日曜に相手の男に会った。
娘を見る目が優しかった。 こいつなら大丈夫だと思った。
安心した。 諦めもついた。(笑)
あっという間に披露宴だ。
『お母さんが亡くなった時、本当にどうしようかと思った。お父さんはまだ若かったから、私がいたら絶対に足枷になると思ってた。
だから、これからも一緒に暮らすのが当たり前みたいな態度でいてくれたのが本当に本当に嬉しかった。
私のお父さんは、お父さんだけです。 今まで本当にありがとう。
お母さんが亡くなってからも、今までずっと幸せな子のままでいられたのはお父さんがお父さんだったからです。』
娘がしゃくりあげながら読む花嫁からの手紙を聞いてたら、バージンロード一緒に歩いてた時点で必死で堪えてた涙がどっと溢れた。
娘が出て行く前に、箪笥の引き出し一つ一つに「ぱんつ」「しゃつ」「とれーなー」「くつした」とか書いた紙をはっつけていった。
そこまで俺自分で何も出来ない父親かよwww
しかも平仮名www
近いうち娘に良く似た孫とか出来ちゃうんだろうな。そんで「俺まだじーちゃんとかいう歳じゃねーし」とか言っちゃうんだろうな。
俺、間違ってなかった。 大変だったけど、父親って立場、選んでよかった。
嫁と結婚して良かった。 娘の父親になって良かった。
1人になって部屋は何か広くなっちゃったけど。 微妙な抜け殻感は否めないけど。
今度はいつか生まれて来る孫の為に頑張ってみようかな。
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と、だいぶ長いが…
読んでいて、涙が流れた。止まらなかった。
父や妻の葬式の時には流れなかった涙が…
いつも後ろしか見ていなかったような気がしている。
いや、将来の不安のほうが大きいか…
あれ!、なんか矛盾している。
今の気持ち…… 自分でも分からない…… どちらも本音。
でも、文面のような生き方が出来たら、最高だ!!と思う。
少しでも、近づきたい……