昭和9年(1934)に起きた函館大火から90年を迎えた今日、函館市消防本部は函館港若松
ふ頭で“烈風下等火災消防訓練”を行った..。訓練は、消防隊員や消防団員など約50人と
消防車両10台、給散水車1台が参加し、函館大火を教訓としての烈風下等における火災の
延焼を食い止める放水で水幕を張り、延焼拡大を防ぐため延焼阻止線をつくるというもの.
消防車がサイレンをけたたましく鳴らしながら次から次と訓練会場の函館港若松ふ頭に入ってく
る..。消防車が到着すると、消防職員がホースを延ばし放水準備に取りかかるが、その素早さ
に感心していると、まもなく司令の「放水始め!!」の合図ではしご車2台を合わせ10本のホー
スから一斉に海に向かって勢いよく放水、水幕が出来上がる。大火の教訓を生かし函館の消防力
は全国一と言わしめるまでなったと聞くが、まずは市民1人1人が防火意識を高めること...
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