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残しておきたい今日の1枚

函館近郊で撮影した写真、その中のお気に入りや思い出となるもの1枚を残しておきたい

松前町・白神岬から津軽海峡を渡る“ヒヨドリ”の大群...

2022年10月28日 | 松前町、福島町

( 10/27 撮影 )

渡り鳥の通過ルートとして国内でも有名な北海道最南端の地、松前町・白神岬...。去年、“ヒ
ヨドリ”が群れとなって津軽海峡を渡るのを見て感動し、もう一度見たいと早起きをして松前町に
向かう。函館から木古内町まで自動車専用道が延び、時間短縮で楽になったとはいえ、暗い夜道
の道路脇に「鹿の飛び出しに注意」看板を目にすると、少し緊張しながら運転に専念する...

   

白神岬で日の出を見ながら待機していると、3日間函館から通っているという愛鳥家が「昨日は
サッパリ動きがなかったが、今日は風の向きもいいので大丈夫!!」との情報を貰いながら、“ヒヨ
ドリ”の群れを待つ...。午前7時過ぎ、白神岬付近の山肌から「ピー、ピー」という鳴き声
と共に、“ヒヨドリ”の群れが動き出す。山肌の草むらに沿うよう飛ぶ数百羽、いや数千羽にもな
る“ヒヨドリ”の大群が上空に舞い上がり、その後一気に海面近くまで急降下、白波を蹴散らすか
のように約20km先の青森県津軽半島・竜飛崎を目指し“ヒヨドリ”の海峡渡りが始まる...

   

次から次に現れる“ヒヨドリ”の大群...。ハヤブサなどの猛禽類に襲われる危険を避けるた
め海面スレスレで飛ぶそうだが、見ていると波に飲み込まれる危険もありそうだ。竜飛岬まで
30分ほどで飛んでいくと聞くが、まさに命がけの海峡渡りに今年も彼らに感動と勇気を貰っ
たような気がする。愛鳥家の話では、天候や風の向きなどの条件もあって毎日必ず見られるも
のではないようだが、“ヒヨドリ”の渡りは11月中旬まで続く。来年も、見に行こうかな...

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント (2)
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