( 05/21 撮影 )
木古内町で芝桜の上を走る豪華寝台列車「トランスイート四季島」をカメラに収め、このまま帰
るのも..。そうか、当別“トラピスト修道院”の八重桜、見頃は過ぎているかもしれないが、と自
動車道に乗らずに海岸沿いの国道228号を走り“トラピスト修道院”に向かう。“トラピスト修道
院”への道に入ると、杉木立の間から聖堂を持ち上げているように、鮮やかな帯状に満開のサク
ラを眺めることが出来る。生憎の曇り空で納得のサクラ見物とはならなかったが、満開のサクラ
を愛でながら、修道院自慢の濃厚なのに後味スッキリの特製ソフトクリームを楽しんできた...
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
( 05/16 撮影 )
若松ふ頭に入港したクルーズ客船「セレブリティ・ミレニアム」を出迎えたあと、函館駅前に
整備された花壇に立ち寄った...。駅前広場のロータリーと駐車場を囲む6つの花壇に季節の
花々が華やかに彩り、訪れる市民や観光客を楽しませてくれる。今年はこの花壇の愛称を市民
から募集、1次選考を通過した11点の最終候補の中から“函館ウェルカムガーデン”に決定..
“函館ウェルカムガーデン”は、「海と灯りを感じる花壇」がコンセプト...。海や波をイメージ
したコバルトブルーの木製パーゴラ、漁火に見立てた球体のLEDライトなどもあり、函館ら
しさを感じる色合いの花や花壇に工夫が施され、約70種15,000株の花々が植えられた。この
時期はパンジーが見頃で、この先夏の花々が次々と見ごろを迎える。“函館ウェルカムガーデ
ン”に立つと、花壇越しに若松ふ頭に停泊するルーズ客船が花々と一緒に眺めることも出来る.
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
今年のサクラ「ソメイヨシノ」は既に終わりを告げたが、遅咲きの八重桜があちこちで満開見頃
を迎えている...。その一つが“四稜郭”、入り口から遅咲きの八重桜の並木が満開で、平日の午後
にも関わらず花見を楽しむ多くの市民が訪れている。郭内は、意外に静かで小鳥の囀りも聞こえ、
土塁の上に登ると満開のサクラ越しに五稜郭タワーや函館山など市街地を望むことが出来る...
史跡“四稜郭”は、五稜郭の鎮守である北海道東照宮を守るため,五稜郭の北方約3kmの函館を
一望できる緩斜面台地に造られた洋式台場..。4月末に訪れたときは郭内奧にあるソメイヨシ
ノが満開で、今回は遅咲きの八重桜の並木が満開と二度の花見を楽めた。入口駐車場脇には、
地元の町会が“四稜郭”のイメージアップを図ろうと取り組んだ芝桜も咲き始め、また、八重桜の
あとは郭内の奧にあるスズラン畑のスズランが咲くなど、“四稜郭”では暫く花見が楽しめる...
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午後、何気なく空を見上げたら、太陽の回りに光の輪がかかっている...。それほどすっ
きりしたものではなかったが、久しぶりに見る光景にスマホを向けた。この現象は、“ハ
ロ現象”と呼ぶそうだが、通称かな?「日暈(ひがさ)」と覚えている。夕方の天気予報で、
気象予報士の丸山さんの解説では、薄い雲の中にある氷の粒による光の屈折で、巻層雲
という高い場所に発生する雲があるときに出現するらしい。ただ、この“ハロ現象”が現
れると天気が崩れる兆候で、予想通り明日の天気は低気圧の接近で朝から「雨」予報..
( 五稜郭公園に咲く枝垂れ桜の下に集まる観光客、その上には“ハロ現象”が )
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函館にある第28普通科連隊が所在する“陸上自衛隊 函館駐屯地”を一般開放しての「観桜
会」が行われた...。自衛隊で観桜会?ポスターには「函館の隠れた桜の名所」とあり、な
らばと車を走らせた。駐屯地には開庁記念行事で入ったことはあるが、観桜会となると記
憶にもなく、まして桜の名所と聞いては野次馬には放ってはおけない。入口でチェックを
受け中に入ると、駐屯地内の奧に続く桜並木が見ごろを迎える桜の花が出迎えてくれ....
サクラの下に並ぶ自衛隊車両とともに記念撮影をしたり、子供たちはゲーム興じたりとお花
見を楽しんでいる...。一回りして「函館駐屯地資料館」に足を運ぶと、駐屯地の沿革や自
衛隊の装備品、箱館戦争などの資料が並べられていたが、そんな中に「駐屯地の桜の由来」
があった。昭和40年頃に重病のご婦人に至急の輸血要請があり、呼びかけに応じた隊員が
献血に協力、そのご婦人は治療が叶わず亡くなったが、ご遺族から感謝の気持ちとして多数
の吉野桜の苗木の寄贈があった。現在の桜並木は、この時誕生した。そうだったのか....
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)