霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

村治佳織リサイタル

2011年04月17日 | PC・家電・音楽・無線

2011年4月17日(日)

シンフォニア岩国(下写真)で村治佳織さんのリサイタルがあったので、行ってきた。
ここのホールはとても音がいいとの評判を以前から聞いていたので、村治さんの演奏と共に楽しみにして行ったが、期待に違わず、チョー感動もののコンサートだった。

二部構成で、前半の約1時間が村治さんのギターソロ演奏、後半がスペインのソプラノ歌手ソレダ・カルドソさんとのデュオ演奏というプログラムだ。
スペインの作曲家による作品が中心で、村治さんの艶やかなのに情熱的な演奏が、とても心地良く響く。オイラ自身はかれこれ30年位前の若かりし頃にバルセロナ港に立ち寄ったことしかなくて、何となく埃っぽい感じの空気感を僅かに記憶しているだけなのだが、あたかもそれを思い起こさせてくれるようだ。

演奏曲目の中でも圧巻はやはり「アストゥリアス」で、正確無比な運指と共に、アルペジオ・トレモロ・セーハ・コードストローク(ラスゲアード)などを華麗に織り交ぜながら、流れるようなベースとメロディラインが心地良く響いてくる。
色々な演奏家のアストゥリアスを過去に聞いていたつもりだが、この日の村治さんの演奏がダントツにやはり素晴らしく、オイラの胸の奥深くにまでギターの音色が染み込んでくる気がする。
一部の最後には、プログラムには無い「アルハンブラ宮殿の想い出」も演奏してくれ、村治佳織ワールドにドップリと填ってしまったのだった。

演奏の合間にちょっと挟むMCがこれまたセクシーで、この人はギター演奏だけでなくて声を使った仕事も向いているのでは…と思ったら、やはりナレーションの分野でも最近は結構ご活躍のようだった。
しかし、流れるようでかつ力強い演奏といい、セクシーな声といい、そしてあの美貌・容姿といい、天は気まぐれに二物も三物も与えることがあるのだなぁと、つくづく思ってしまったノラ。



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