霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

城ヶ島と浦賀を観光

2005年09月19日 | 関東の旅(神奈川県)
⇒岡村家一族
昨日と先週とで気になっていた、城ヶ島と浦賀を、今日は観光廻りした。
京急の三崎口からバスに乗り、三崎港で降りて城ヶ島大橋を歩いて渡ることにした。橋の上では、汗をかいた肌をなでる潮風が、頗る心地よいので㌃。
橋を渡りきったところに、白秋記念館と、『雨は降る降る、城ヶ島の磯に…』で有名な「城ヶ島の雨」の歌碑があり、白秋の自筆でこの一節が刻まれていた。大正年間に、白秋はこんなところに住んで、あの心打つ名作を書いていたわけだ。
そのまま西端の城ヶ島灯台まで行き、太平洋を一望する。荒波に浸食された奇岩の景色を楽しみながら島の南岸を歩き、有名な「馬の背洞門」から城ヶ島公園を経て、東端の安房埼灯台へ着く。
結局島を一周して白秋歌碑前のバス停へ戻り、バスに乗って三崎港へまた舞い戻る。
せっかく三崎港まで来たのだから、マグロもので昼飯でもと、港の界隈を散策する。普通にマグロを食っても旨いのは分かっているから、何か変わったものはないかと探していたら、「まぐろソースかつ丼」なるものが目についたのでこれをいただいてみた(写真)。「あら」のみそ汁にモズクとかんぴょうまで付いて、ボリュームたっぷりだったので、暫くは動けないほどだった…フゥ。
で、またバスに乗って三崎口へ戻り、京急線に乗って京急久里浜駅で下車。県道210号線を歩いて浦賀へ出る。
西叶神社社殿の見事な彫刻を拝んでから、150円なりの「浦賀の渡し」に乗って対岸へ渡る。
渡し場の目の前に「徳田屋」と言う旅籠跡があって、吉田松陰が御禁制を破って黒船に乗ろうとした時に泊まった旅籠だと書いてあった。天下動乱の時代に、郷土の偉人がこのような所で命を賭けた足跡を残していたことに感動し、声も無く暫し佇む。
旧浦賀ドック(住友重機浦賀造船所跡)を左に見て浦賀駅に着き、ここから京急線で帰ることにした。結局、実際には4時間くらいしか歩かなかったが、それでも万歩計は26,571歩の1,193kcalだった。

 

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