霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

白岡町で「駅からハイキング」だっ

2006年08月19日 | 関東の旅(埼玉県)
⇒岡村家一族
久しぶりに、JRの「駅からハイキング」に便乗した。
JR宇都宮線の白岡駅(埼玉県)前からスタートして、東側に拡がる田園地帯と、所々に残る歴史を巡る二時間足らずの散策だった。この辺りでも、旧鎌倉街道や日光御成道(徳川家だけが日光参詣の折りに通る街道)が残っているのは、やはり歴史を感じさせる。
ところが、駅前の受付を済ませた途端に、冷たい飲み物(ペットボトル)と積水セロテープ、それにいつものJRピンバッジを先に渡され、コース中程では冷たい麦茶と特産の梨もいただくという、えらい大サービスのハイキングだった。

白岡町役場近くの味彩センターなるところで、白岡美人という梨の即売をやっていたが(写真)、ま、梨はやっぱり、我が故郷の秋芳二十世紀梨が一番だぁな…と思って、いただいた梨にも手を着けずにいた。ところがどっこい、自宅に帰ってからいただいてみると、見てくれは悪かったがこれが結構美味いではないか。白岡町の皆さん、ごめんなさぁ~い。
コース通り、一旦白岡駅まで戻ったところで、まだ二時間程しか歩いていないので、このまま宇都宮線/東北本線沿いに大宮方面へ歩き出した。
すぐに、積水化学の工場が見えて来て、ははぁ、先ほどいただいたセロテープはここの工場で生産されたもんだなと気づき、正門前を軽く会釈をして通り過ぎる。更に、蓮田⇒東大宮⇒土呂⇒大宮と歩き、大宮駅に着いたところで、延べ6時間の36,247歩だった。

土呂を過ぎたところでは、東武野田線の大宮公園駅に寄った辺りに、「盆栽町」という珍しい名前の地名にでくわした。案内板によれば、大正14年に東京の盆栽業者が関東大震災を契機に、盆栽造りに適した新天地を求めてこの地に移住してきたのが始まりだそうな。通りには躑躅の植え込みや庭石が配され、各家の佇まいもとても落ち着きのある素敵な街となっている。当時は電灯も無い草深い土地だったようだが、百年の大計を案ずることのできる賢人が昔は居たのだなぁと、つくづく感心した。

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