今日も気分はニニ・ロッソ

私J.Yasudaがニニ・ロッソの思い出など、思いつくままに語ります。
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楽器(4) ケノン モノポール

2007年04月04日 09時31分59秒 | 楽器
僕のフリューゲルホーンの紹介です。
ニニ・ロッソが使っていたフリューゲルホーンはYAMAHAの赤ベルYFH-631でした。
YTR-634 YTR-632とデザインも統一されていて、大変美しい楽器でした。またこのモデルは当時チャックマンジョーネも使っていたことで知られています。
僕は、以前銀メッキのYFH-731を使っていましたからこの頃のYAMAHAのフリューゲルの良さも良くわかります。

現在ヤマハのプロフェッショナルユースのフリューゲルにはラッカーのモデルは無く、(不思議なことにアメリカでは売られていますが・・)銀メッキのモデルだけです。
僕はこの赤ベルのYFH-631が今も欲しくて仕方が無いのですが、未だに入手できずにいます。

どうしてYAMAHAは高い評価を得ていたモデルを簡単に捨ててしまうのでしょう?
楽器は、クルマなどとは違います。改良は必要ですが、短いサイクルでマイナーチェンジを繰り返す必要など無いのです。
本当に支持される良い楽器は何年も何十年も提供され続けるものだと思うのですが・・
YAMAHAには職人の頑固さのような様なものが無いようです。
この辺がYAMAHAの楽器が工業製品だといわれる所以かと思います。

YFH-631の入手は今もをあきらめたわけではありませんが、最近中古でケノンのモノポールを入手しました。
とりあえずいまはこれに夢中です。



最近はトランペットのような音のするフリューゲルが多いと言われていますが、モノポールの音はあくまで甘く、軽く、明るく、柔らかく、これぞフリューゲルという感じの音がします。
ケノンシャンクと呼ばれる特殊なシャンクのため、使えるマウスピースが限られてしまうとか、ピストンのスムーズさは最近の楽器にはかなわないとか、問題もありますが、この音の魅力のために、使い始めると手放せなくなる感じです。

まだ、付きあい始めたばかりなので、ちょっとまだ「よそよそしい」感じですが、もう少し深いお付き合いをして僕との相性を確かめてみたいと思います。

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