雨の朝、花ちゃんの散歩もそこそこに、妻の作った鰹節と煮干をまぶしたピンポン玉大のおにぎりを二つ、ポケットに押し込んでルーフィーのいる公園に行きました。
雨の日はエサをくれる人もなく、きっとお腹を空かしているだろうと思いながらトイレに近づいて行くと、作業服を着た青年が一人、脇に止めた自転車から缶詰を取り出していました。
私に気付いた彼は一瞬ギクッとしたあと、私に向かって礼儀正しく「どうぞ、どうぞ」と、一歩場所を譲ってくれました。
私も礼儀正しく「お先に」と頭を下げて、ルーフィーにおにぎりを放り投げてやりました。
雨の日はエサをくれる人もなく、きっとお腹を空かしているだろうと思いながらトイレに近づいて行くと、作業服を着た青年が一人、脇に止めた自転車から缶詰を取り出していました。
私に気付いた彼は一瞬ギクッとしたあと、私に向かって礼儀正しく「どうぞ、どうぞ」と、一歩場所を譲ってくれました。
私も礼儀正しく「お先に」と頭を下げて、ルーフィーにおにぎりを放り投げてやりました。