みちのくレースのおたのしみ

岩手競馬にまつわるあれこれ。とか。

特別開催の前半が終わりました

2006年01月16日 | 岩手競馬
1月14日/約1億4600万。
1月15日/約2億530万。
1月16日/約1億6000万。

 「施設改修特別競馬」前半3日間の結果です。ほとんど他場発売が無かった割によく売れたなという気がしますね。特別開催やりますよ、とバンバンCMが流れたし、スポーツ紙の宅配分に出馬表の折り込みを入れたりして告知を頑張った効果もあるでしょう。気温が上がって暖かかったのもラッキーでした。

 次は3月後半の開催になります。この特別開催のための能検があるかもしれないということで、厩舎間係者や騎手の皆さんは2月下旬には現場に戻れるよう心づもりをしつつ、短い冬休みに入りました。
 この間九州に武者修行に出たり(高松亮騎手とか)、マカオ遠征を狙ったり(陶文峰騎手です)、はたまた目の手術(これは板垣吉則騎手)をしたりと皆さん飛びまわる模様。テシオの取材ができるかどうか、騎手の皆さんをつかまえられるかどうか、非常に心配ではあります。いずれ例年になくバタバタした冬季休催期間になりそうです。



 さて、この3日間に大記録が2つ生まれました。
 まず一つめは14日に達成された「騎手年間最多勝記録更新」。
 これまでの記録は菅原勲騎手が2001年に達成した年間204勝でしたが、これを小林騎手が5年ぶりに更新。この日の4Rで205勝の新記録を達成すると、16日までにさらに勝ち星を加え、212勝にまで記録を伸ばしています。
 いっそ220勝いけるかどうか?しかし小林騎手は、こういうとご本人に怒られるかもしれませんが、休み明けは調子の出ないタイプの方だけに(^^;)、間隔が開いてしまうのが問題かもしれません。川崎の佐々木竹見カップで上手く調子を戻して頂ければ・・・。

 もう一つは、新記録ではありませんが、「調教師年間勝利数」で村上昌幸厩舎が80勝の大台に乗せました。16日の10R、マイニングプレスでの勝利がちょうど80勝目。テキに「久しぶりだと思うから調べといてくれよ」と言われてひもといてみると、これまでの最多勝記録は1970年・小西善一郎師の113勝(!)。2位が小西善一郎師・佐々木豊師の91勝、3位が小西善一郎師・村上初男師の82勝とのこと。
 81勝と80勝で何人いらっしゃるかまでは調べ切れませんでしたが、残りの開催日を考慮すれば82勝を超えて単独3位に上がるのもそう難しくない感じがします。

 そして、調教師リーディングが80勝を超える争いになったのは本当に久しぶりの事。村上昌幸厩舎と伊藤和厩舎のデッドヒートがここまでの闘いにさせたのかと思うと・・・。
 村上昌厩舎と伊藤厩舎って、水沢の厩舎地区の中で並んでいるんですよね。そう思うと余計に凄まじいものを想像してしまいます・・・。



 さて、以前ここで書いた3連勝馬券の導入ですが、どうも4月からになりそうです。3月の開催後に2週間空けて、ここでシステムを入れ替える模様。これはちょっと残念だなあ。

 当然その時はマークカードも入れ替わるでしょう。私はJRAと同じ様式にしてフォーメーションや多点ボックスを買えるようにしてほしいと思うのですが、どうでしょう?

 で、と。
 3月の開催、日程がちょっと動くかもしれません。めざとい方はいったん消えた3月分日程の(予定)の文字が、この3日間の出馬表で再び復活したのに気づいておられるでしょう。さて、どうなるか・・・。