元吉野家の社員で今では牛丼の「すき家」を始め、約20の業態を展開し、売上で吉野家を追い越したゼンショーのトップに君臨する小川賢太郎社長の記事があった。
『僕は最初から民主主義的な会社というのは成長しないと思う。やはり強烈なリーダーが、「俺が黒と言ったら黒なんだ」と決めて、その代わり全責任を負う。失敗したら命も無い。しかし、いつまでも専制君主でやっていくつもりはなかった。専制君主からスタートして次に立憲君主制、それから憲法を定め、もう少し生産力が発展したら民主主義というように考えていました。』
なんとなくウズベク政権の様だ。しかし、社長と違って独裁者は失敗しても責任は取らない。国民だけが飢えて、自分や自分の親族は贅沢三昧する。万が一クーデターでも起きたら大金を持って国外に逃げる。また、国民は社員と違って転職(海外移住)は簡単には出来ない。社長は年をとると退任する。世襲する会社もあるが、そんな会社は大概業績は悪化する。しかし、独裁者は死ぬまでトップに君臨しようとするし、世襲のことしか考えない。
こう考えると、ウズベクもこれまでは強権的な政権で良かったかもしれないが、そろそろ本当の民主主義に移行しないと破綻してしまう様に思う。
外食売り上げ上位7社の概要
1 (株)すかいらーく 3793億7800万円
2 日本マクドナルド(株) 3256億5000万円
3 (株)ダスキン 2006億5800万円
4 (株)ゼンショー 1492億5800万円
5 (株)レックスホールディングス 1483億7300万円
6 (株)モンテローザ 1248億0000万円
7 (株)吉野家ディー・アンド・シー 1223億8000万円