昨日に引き続き今日もSV5人で居酒屋で飲んだ。ビール18本、焼き肉20本で1人600円。安くて美味しいが、これだけ毎日飲んでいたら風邪もなかなか治らない。
SVには金融の専門家が多く、金融商品の話で盛り上がっていたが、当社の創業者の稲盛さんのポリシーは以下のとおりである。僕もこの教えを守ってきたので、投資銀行の話などは雲をつかむようで分かりにくい。
【モノ・お金の動きと伝票の対応は】
・経営活動においてはかならずモノとお金が動く。そのときには、モノまたはお金と伝票が、必ず1対1の対応を保たなければならない。この原則を「1対1対応の原則」と私は呼んでいる。
・伝票だけが先に処理されて品物は後で届けられる、これとは逆に、モノはとりあえず届けられたが、伝票は翌日発行されるといったことが一流企業といわれる会社でも頻繁に行われている。このような「伝票操作」ないし「簿外処理」が少しでも許されるということは、数字が便法によっていくらでも変えられるということを意味しており、極端にいえば企業の決算など信用するに値しないということになる。
・このようなことが一度でもあると社員の感覚が麻痺してしまい、数字は操作できるもの、操作して当然のものと考えるようになってしまう。
・「1対1対応の原則」とは、このような事態を防ぎ、発生した全ての事実を即時に認識し、ガラス張りの管理のもとに置くといういことを意味する。
・モノが動けば必ず起票され、チェックされた伝票が動く。こうして数字は事実のみをあらわすようになる。
【投機は行わない----額に汗した利益が貴い----】
・私にとって投資とは、自らの額に汗して働いて利益を得るために、必要な資金を投下することであって、苦労せずに利益を手に収めようとすることではない。私の会計学には投機的利益をねらうという発想は微塵もない。だから余剰資金の運用については、元本保証の運用が大原則であり、その中に投機的な資金運用のための「リスク管理」など全く含まれていない。
・投機というのは、「ゼロサムゲーム」と言われるように、基本的に誰かがほかの者の犠牲の上に利益を得ることである。だからもし投機的な利益を得たとしても、それは世の中に対して新たに価値を創り出したことにはならない。本当の経済的価値、すなわち人間や社会にとってプラスになるような価値は、投機的活動によって増加するわけではないのである。
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