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多摩平通信

多摩平の森でのんびり暮らすシニアの日記です。

ヒョードル選手とプーチンと...

2011年11月26日 00時25分01秒 | ニュース
モスクワで行われた総合格闘技の試合でヒョードル選手の勝利後、プーチン首相がリング上でスピーチしようとマイクを握ったところ、会場から罵詈雑言怒り のデコメ絵文字とともに「大ブーイング」が起こったとのことびっくり のデコメ絵文字
ヒョードル選手
「総合格闘技界全体で最強」と評価されている。2003年にアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを下しヘビー級王座を獲得した試合は忘れられない。とにかく桁違いに強い。

プーチンの支持率は51%で、大統領から首相にポスト替えした2008年から20%も落ち込んだとは聞いていたが、少なくとも総合格闘技ファンからはかなり嫌われている様だ。
独裁国家なら国家元首を侮辱したら間違いなく逮捕なので、ロシアはもはや独裁国家ではないのか?でもプーチンは「民主的独裁者」と呼ばれてきた。プーチンが2012年から2期12年間にわたり、大統領の座につく可能性が高まったとのことで、来年からはこのような許されなくなるだろう。
さて、ウズの大学では上の人間に罵詈雑言どころか反論すら許されない。その大学で最高権力者は学長だ。学長は絶対的存在で誰も逆らえない。去年、学長が代わってから大学は厳しくなり、教師への学力試験の実施、学生のネクタイ着用、始業時間後の門の閉鎖、授業態度の成績への反映等々、学長の鶴の一声で様々な改革が行われてきた。学生は不満の様だが、私は良い改革だと評価している。
先日は副学長が学部長に降格させられた。その日に新しい授業を開始する予定だったが、怒った新学部長に授業を潰されてしまった。学部長も学部では絶対的存在なので、誰も逆らえない。
こんなウズではビジネスはやりにくいだろうなー、とつくづく思った。

メーター付タクシーが導入される

2011年10月12日 18時38分08秒 | ニュース
最近はメトロの荷物検査が面倒なのでタクシー車 のデコメ絵文字を使うことが多い。ニュースでは<8月1日からガソリンの価格が値上がりしたことに伴い,個人タクシー(白タク)業者は運賃を約2倍に値上げした。>と報じられているが、実際は市内の移動なら3,000スム程度と以前とそれほど変わらない。
そのタクシー対し,2012年1月1日より厳しい外観・内装の基準が義務付けられ、
この基準を満たさないタクシーに対しては,罰金が科せられるとのこと。
【外観】
・車両の屋根に「TAXI」と書かれたオレンジ色のランプを付ける。
・タクシー会社の名称をサイドドアに示す。
・メーター付タクシー用のナンバーを掲げる。
・車体の色は黄色で,タシケント市内は象牙色にする。
・車体の塗装は車両の所有者がサービスステーションで行う。
【内装】
・ナンバー,運転手の氏名・顔写真等,1キロあたり料金,車検,運転免許証の番号等の書かれた表を乗客の見やすい場所に掲げる。
・デビットカード決済端末,無線通信機器,料金メーターを付ける。
つまり、白タクが廃止され、個人タクシーも無くなり、いくつかのタクシー会社が出来るのだろう。塗装や内装にはかなりコストがかかるので、タクシー料金は高くなるに違いない。
空港からタクシーに乗る場合は交渉したり吹っかけられる心配が無くなり、便利になると思うが、普段の移動手段としては気軽には利用できなくなるかもしれない。
そのころには帰国するので関係はないが、今度はウズの5倍以上の料金の日本のタクシーが待っている。メーターが怖くて乗れないだろうな! のデコメ絵文字

タシケント~サマルカンド間に高速列車の運行開始

2011年10月10日 23時14分09秒 | ニュース

2011年10月08日(土)より、ウズベキスタンの首都タシケントと世界遺産の町サマルカンド間を、スペイン製(TALGO)の高速列車「アフロシャブ」が運行を開始した。
 
■スケジュール
 タシケント発06:55→サマルカンド着09:25
 サマルカンド発16:55→タシケント着19:33
※運行日:水・土曜週2便
※運行:ウズベキスタン国鉄
電車 のデコメ絵文字
Talgo250は10両編成で両端が電気機関車になっており,中間には3クラス257の座席と食堂車が連結される。
 これまで同区間の移動には、特急列車「レギスタン号」を利用しても3.5時間を要していたが、今回の高速列車の開通で一気に時間が短縮される。
設計最高時速は時速250kmで、この速度が出せるのは短い区間でヤンギエルからダシタバドまでの間の34km。全運航区間は344kmで平均時速160kmで運航する。ブハラからヒワ間の運航も計画されている。
9月8日に高速列車「アフロシャブ」号がサマルカンドへ向けて出発し,マハラ(各居住区にある住民自治コミュニティ)活動家,功労者,マスコミ関係者等が乗車したが、その後、何らかのトラブルがあった様で運行を停止していた。
電車 のデコメ絵文字
安全に運行されていることが確認出来たら是非乗ってみたい。


ほんとにあったスイカ爆弾

2011年08月12日 17時58分01秒 | ニュース
●市場でスイカ・メロンの販売が禁止される
・タシケントのほぼ全てのバザールで瓜類の販売が禁止されており,小売商は住宅地を回って販売している。
このニュースに対して以下のコメントがあった。
名前:なかがわ
コメントの内容
--------
スイカとメロンについては、本当かどうかは分かりませんが、爆弾テロ対策だと聞きました。

調べてみると隣国までスイカ爆弾の脅威が迫っているではないか。
<世界を驚愕させ、社会問題と化している中国のスイカ爆発現象。今この瞬間も、中国各地のスイカ畑で「ボーン!」「ボーン!」「ボボボボーン!」と轟音が鳴り響いている。
 
アフガニスタンにある同組織の兵器研究所の調査によると、成長促進材を通常の1万倍以上使ったという中国製の超巨大スイカは直径5mを超える。その爆発力は半径5km以内の建造物を完全に破壊する核兵器並みのエネルギー!通常サイズの30cm大のスイカでさえ民家の一軒くらいを吹き飛ばすには十分な威力だという。同組織の幹部は、この金属探知機や爆発物感知器に反応しない大量破壊兵器に大満足したもよう。早速相場の数倍でスイカ爆弾を買い占めているようだ。
 同組織では、この危険なスイカをアメリカの政府各組織や軍事基地、原発等に送付する計画で、作戦コードネームは“都会のスイカ作戦”とされている。
 WWNのインタビューに対し、同組織の幹部は「これでアメリカ人を恐怖のどん底に叩き落とすことができるだろう」と胸を張っている。
 一方アメリカFBIは、中国製のスイカ爆弾を“bone china”(ボーンチャイナ)と名付け、国内流入に警戒を高めている。>
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そういえばウズのスイカも異常に大きい。成長促進材を使っているのかも

気になるニュースから

2011年08月11日 20時41分09秒 | ニュース
●市場でスイカ・メロンの販売が禁止される
・タシケントのほぼ全てのバザールで瓜類の販売が禁止されており,小売商は住宅地を回って販売している。
バザールでスイカ・メロンが販売禁止となった訳は何だろう?誰に聞いても分からない
●「Turkuaz」が新たなショッピングセンターに
・かつて,トルコ系大型スーパー「Turkuaz」であった建物がタシケント市当局へ引き渡され,新たなショッピングセンター「タシケント」となることになった。現在改修工事が進められている。
シェラトン・ホテルやメリデイアン・ホテルも何年か前に撤退した。中には毎年名前が変わるホテルがある。 安いと思って買ってから経営の実態を知り、しまったと思い売りに出すのだろう。合弁相手のウズベキ側だけが綺麗な建物を手に入れる。
でも、サービス業で大切なのはハードよりもソフト。ショッピングセンター「タシケント」が「Turkuaz」を超えられるのか?オープンが楽しみだ



当選者に「怪しいお米セシウムさん」

2011年08月05日 15時36分04秒 | ニュース

6日ぶりに名古屋に戻り、東海テレビを観ていたところ、視聴者プレゼントの岩手県産ひとめぼれ10キロの当選者として「怪しいお米セシウムさん」とテロップ表示された。???
真面目な情報番組なので冗談とは思えないし、バラエティーでも許され無いジョークだ。
直ぐに謝罪していたので、ミスだと分かったが、JA岩手県中央会は「岩手県産米ファンに不安を与える重大事件。岩手の米農家を愚弄(ぐろう)するものだ」と抗議しているとのこと。
どうやら本来は当選者の名前を入れる予定だったリハーサル用の仮テロップが、操作ミスでそのまま放送されてしまった様だ。
生放送は怖い。一度流れてしまうと、ネットで瞬時に広がってしまう。
このテロップを作成したスタッフは現場を和ませようとしてやったのだと思うが、笑えない冗談はやめたほうがいい。
今はお笑い番組でも原発ネタはタブーだ。

Tokai

今はタシケントに戻る途中のインチョン国際空港。ここで4時間待ちなので暇つぶしにブログを書いている。日本にも飽きたので、今は早くウズベキスタンに戻りたい気分だ。


フェルガナ州で地震 続報

2011年07月20日 23時47分49秒 | ニュース

今日の深夜の地震。タシケントは震度1~2程度の揺れだったが、震源地に近いフェルガナ隊員によるとかなり揺れた様だ。日本人は無事だったが、ウズ人の死者や負傷者も出ている。余震が怖いナー

<中央アジア・ウズベキスタンのフェルガナ州で19日から20日にかけての深夜、地震があり、家屋の倒壊などで13人が死亡、86人が負傷した。隣国タジキスタンでも1人が死亡した。
 同国非常事態省は「ウズベク政府は地震災害克服に向け緊急措置を講じ、被災者を援助中だ」と伝えた。 「タシケント」地震センターのデータによれば「20日現地時間で0時35分、地震が発生。震源地は、首都タシケントの南西235キロのキルギスタン領内。マグニチュードは6.5から7だった。」

 なおフェルガナ盆地や首都タシケント(写真上)でM5、南部アフガニスタン国境の町テルメスではM4、西部サマルカンドではM3の揺れが観測された。> 


世界の独裁者ランキング

2011年06月15日 15時24分41秒 | ニュース

雑誌を読んでいたらアメリカの雑誌「「フォーリン・ポリシー」が作った世界の独裁者ランキングの一覧が載っていた。


【フォーリン・ポリシー誌版】
1位 金正日(北朝鮮総書記)
2位 ロバート・ガブリエル・ムガベ(ジンバブエ大統領)
3位 タン・シュエ(ミャンマー国家法秩序回復評議会議長)※2011年3月30日引退
4位 オマール・アル・バシール(スーダン大統領)
5位 グルバングル・ベルドイムハメドフ(トルクメニスタン大統領)
6位 イサイアス・アフェウェルキ(エリトリア大統領)
7位 イスラム・カリモフ(ウズベキスタン大統領)
8位 マフムード・アフマディネジャド(イラン大統領)
9位 ギルマ・ウォルドギオルギス・ルチャ(エチオピア大統領)
10位 胡錦濤(中国国家主席)
11位 ムアマル・アル・カダフィ(リビア大佐)
12位 バッシャール・アル・アサド(シリア大統領)
13位 イドリス・デビ(チャド大統領)
14位 テオドロ・オビアン・ヌゲマ・ムバソゴ(赤道ギニア大統領)
15位 ムハマド・ホスニ・ムバラク(エジプト大統領)※2011年2月11日失脚
16位 ヤヒヤ・ジャメ(ガンビア大統領)

17位 ウゴ・チャベス(ベネズエラ大統領)
18位 ブレーズ・コンパオレ(ブルキナファソ大統領)
19位 ヨウェリ・カグタ・ムセベニ(ウガンダ大統領)
20位 ポール・カガメ(ルワンダ大統領)
21位 ラウル・カストロ(キューバ国家評議会議長)

22位 アレクサンドル・ルカシェンコ(ベラルーシ大統領)
23位 ポール・ビヤ(カメルーン大統領)

 

独裁者をどう定義づけるかは専門家により異なり困難だと思うが、「1党独裁の共産主義」を放棄していない日本のお隣の国や軍事政権を憲法で保障している国などは指導者が交代しても、その指導者は自動的に独裁者と言えるだろう。
また、ランキングで半数近くを占めるアフリカは「国家をどのくらい経済的荒廃状態に追い込んだか」がランキング入りした理由だろう。
ランキングした国の内、5か国に渡航したことがあるが、シンバブエなどは昔は白人社会との融和政策により経済も順調で「ジンバブエの軌跡」と呼ばれていたのだが、いつのまにか超インフレで破綻国家になってしまった。やはり長期政権に問題があるのか
ウズが7位と健闘(?)しているが、理由が分からない。旧ソ連圏諸国は共産党独裁時代のメンタリティーが払拭されていないからか?また、スワジランドの暴君、国王ムスワティ3世が何故ランクインしていないのか?
<裸の胸をさらした数万というスワジランドの処女たちが、国王ムスワティ3世に「リードダンス」を捧げる儀式に参加しました。
おもて向き、若い女性の美徳を謳ったこの儀式ですが、実質上国王が14番目の妻を選ぶためのものとされ、それゆえ女性たちは豹の毛皮などカラフルな腰巻きで飾り立て、国王の目にとまるよう、祈るような思いでダンスを捧げるのです。
「もちろん踊るためにここに来たの。王さまに選ばれることを願ってるわ。宮殿での生活ってどんなかしらね、想像もつかないわ」と参加者のひとり、16歳のテネネ・ドラミニさんは語ります。
スワジランドではアフリカ諸国の例に漏れず、国民の3分の2が貧困層、また20代以上のエイズ罹患率が40%以上と、世界でも最も高い割合を示しています。しかしながら、保有資産からみるとムスワティ3世は、米フォーブス紙選定のランキングで、世界でも15位という大富豪でもあるのです。
サハラ砂漠以南唯一の絶対君主制を敷く同国でも、もちろん民主化をもくろむグループはありますが、その活動は封じ込められたまま、行き場を失っています。>
イメージ 5
挙げられた23か国の人口を足すと何と19億人。なんと地球上の3割にあたる人々は人権を無視され、経済的に困窮しているのだ。

タシケントにメーター付タクシー導入

2011年06月06日 23時15分34秒 | ニュース

タシケントはほとんどが白タクだが、サマルカンドに行くと白タクは無く、屋根に「TAXI」と書かれたランプが付いた、正規のタクシーが営業している。メーターは付いていないが基本料金は一人1,000スムと書かれている。

サマルカンドのタクシー

taxi

ニュースによると来年からタシケントにメーター付タクシーが導入される様だ。

・2012年1月1日より,メーター付タクシーに対し新たな規範を導入する。

・【外観】車両の屋根に「TAXI」と書かれたオレンジ色のランプを付ける。タクシー会社の名称をサイドドアに示す。メーター付タクシー用の特別な国家ナンバーを掲げる。車体の色は黄色で,タシケント市内は象牙色にする。車体の塗装は車両の所有者が技術サービスステーションで行う。
・【内装】国家ナンバー,運転手の氏名・顔写真等,1キロあたり料金,車検,運転免許証の番号等の書かれた表を乗客の見やすい場所に掲げる。銀行のカード支払用端末,無線通信機器,料金メーターを付ける。>

今は副業や小遣い稼ぎで白タクをしている人が殆んどだと思うが、メータータクシーとなると、個人での営業は困難と思われるので、タクシー会社がやることになるのだろうか?

ベトナムでもメータータクシーだったが、国で決められた料金が2キロまで70円と安かったため、メーターを細工したり、メーターを倒さないタクシーが多く、よくトラブルになった。タシケントはどうなるのだろうか?



SMSで離婚をすることを禁止…タジキスタン

2011年04月24日 01時10分13秒 | ニュース
ウズベキスタンは面白いニュースが無いので、お隣のタジキスタンのニュースを紹介。
中央アジアの国タジキスタンでは、携帯メールで離婚を宣言することが法律で禁じられることになりました。
タジキスタンはスンニー派のイスラム教徒が多くを占める国で、男性は女性にただ"talaq"と宣言を発すれば、文化的には離婚ができたそうです。
ところがロシアなどに出稼ぎに行った夫たちが携帯メールで離婚を宣言したり、電話であっさりと言い放ってしまうことから、多くの苦情が寄せられていました。
捨てられた妻子は経済的に自立出来ない人も多く、出稼ぎの夫は居所がつかめなくなるため、政府はこの方法による離婚を違法とすることに決定したようです。
実際にショートメッセージで離婚する夫婦がどれくらいの数に上るのかは統計が取れていないとのことですが、結婚に終止符を打つのに携帯メール1本で済ませるというのは、さすがに都合が良すぎたようです。>
禁じられるまで携帯メールで離婚を宣言出来ていたことも驚きだが、調べてみるとイスラム教徒が多数派のマレーシアでも、男性が携帯メール等で送信した「離婚通知」は、文書と同等の有効性を持つとの見解が発表されたとのこと。なんでも、明瞭で 曖昧なところがないSMS経由の「離婚通知」は、イスラム法(シャリア)の教義にかない、有効であるとのことだ。
日本でも、いまは離婚のほとんどが、女性から一方的に切り出す“通告離婚”で若い夫婦がメールで離婚を告げることは日常茶飯事になっているという。
確かに、別居中だと、メールだけでつながっていて、電話や直接会うことを拒む場合が多いだろう。でも、あまりにもハードルが低すぎる。離婚でこうなのだから、普通の恋愛だと、告白も別れも全てメールなのだろうか
ウズベクではどうなのか、今度学生に聞いてみよう。
被災地情報
地震により東日本の大部分で地盤沈下が起きている。私の生まれ故郷の宮城県牡鹿半島では、116センチも沈下した。そのため、海面と道路がほぼ変わらない高さで、満潮時にマンホールや側溝から水が溢れ出しているとのこと。
Oshika