
今日は教員部屋が空いていなかったので、隣のPC
ルームで勉強会を行った。このPCルームには韓国の援助で入ったPCが36台設置されている。しかし、学生によると、この部屋を使ったことは無いとのこと。

今日もPCを使っていたのは1名だけで、あとはお喋りしている女子学生がいるだけだった。
学生によると、ここのPCはネットにつながっていないし、大学内には1,800台以上のPCがあるので、無理にここに来る必要はないとのこと。
大学のパンフレットを開くと、この部屋でPCの前に座った学生が勉強したふりをしている写真が何枚も載っている。でもPCの画面をよく見るとただの壁紙だったりする。そう、授業風景の撮影用の部屋なのである。
もう一つの重要な役割は、大学見学時の欠かせないルートの一つ。PCルームは校舎の正面入り口に一番近い場所にある。よって、海外等から訪問者が来て大学内を案内する時は、先ずPC
ルームを見せて情報工科大学らしさをアピールする。今日も途中で学長が数名の外国人を連れてきて、得意げに設備を説明していた。



タシケントの本校にはこのように余るほとPCがあるが、ウルゲンチ等の分校ではPCが足りなくて不自由しているとのこと。
ここの使われていない36台を寄付したいナーといつも思うのだが・・・