goo blog サービス終了のお知らせ 

ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

国内大腸がん、5割が細菌原因か 毒素で変異、若年発症増に関係も

2025年05月29日 21時03分29秒 | 医学と生物学の研究のこと

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c04b5f5dcc4c9c131f977562caf5e0464e4d386

 

国内大腸がん、5割が細菌原因か 毒素で変異、若年発症増に関係も
5/21(水) 16:35配信


636
コメント636件


共同通信
一部の腸内細菌によって大腸がんになる仕組み(イメージ)

 世界11カ国で大腸がんのゲノム(全遺伝情報)を調べたところ、日本人患者の約5割で、一部の腸内細菌が分泌する毒素が原因となる固有の変異が見つかったと、国立がん研究センターなどのチームが21日、発表した。増加傾向にある若年層の大腸がん発症に関わっている恐れがある。

【写真】酒に「がんのリスク」表示を、米国の医務総監が勧奨 大腸がんなど7種類のがんを引き起こすと指摘

 チームは日本人28人を含む計981人の大腸がんゲノムを分析。がんの原因となる変異のパターンを調べた。

 すると大腸菌など一部の腸内細菌が分泌する「コリバクチン毒素」による変異が、日本人患者の約5割で見つかった。他の国の平均より2.6倍多い。毒素が大腸の細胞のDNAを傷つけ、がん発症につながる変異を起こすとみられる。

 この変異は、50歳未満の若年患者に多く、70歳以上の高齢患者の約3.3倍だった。患者から毒素を分泌する腸内細菌が検出されない例も多いため、以前に毒素にさらされたと推定される。

 成果は英科学誌ネイチャーに掲載された。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イーロン・マスク氏のもくろ... | トップ | 年間“100万件”も検挙されてる... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

医学と生物学の研究のこと」カテゴリの最新記事