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「“学会員になればチケットをさばけるよ”と勧誘」「家族も知らないまま信者に」 宝塚と創価学会の蜜月関係を現役生徒の保護者が明かす

2023年12月28日 20時03分44秒 | 文化と芸能
「“学会員になればチケットをさばけるよ”と勧誘」「家族も知らないまま信者に」 宝塚と創価学会の蜜月関係を現役生徒の保護者が明かす(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース 


「“学会員になればチケットをさばけるよ”と勧誘」「家族も知らないまま信者に」 宝塚と創価学会の蜜月関係を現役生徒の保護者が明かす
12/26(火) 11:42配信

デイリー新潮
創価学会と宝塚との「蜜月」
宝塚大劇場


 2024年には創立110周年の節目を迎える宝塚歌劇団。現役団員が転落死した一件では、いまだに劇団側と遺族側との主張がすれ違い、両者の隔たりは埋まりそうにない。一方、利益主義が幅を利かせる劇団では、かねて創価学会との関わりが取り沙汰されてきた。その実態とは……。


 ***


 宝塚問題とともに、今年大きなニュースとなったのが創価学会である。池田大作名誉会長(享年95)というカリスマの死去によって、あらためて巨大宗教の存在がクローズアップされたわけだが、この二つの組織は従来、密接な関係を維持してきたとされている。


 1995年には、新進党から参院選に出馬して初当選した元花組トップスター・松あきら氏(76)が選挙期間中、池田氏から激励の和歌を贈られたことがあった。「文藝春秋」2004年10月号によれば、松氏は同じく95年の参院選で新進党から立候補、初当選した花組の先輩・但馬久美氏(79)から誘われて学会に入信したという(のちに二人とも公明党に入党)。同記事では、劇団が99年に行った中国公演にも言及。その実現には、自民党参院議員会長として同年からの自自公連立政権の立役者となった故・青木幹雄氏とともに、創価学会もまた重要な役割を果たしていたというのだ。


 接点としては創価学会の外郭団体である一般財団法人「民主音楽協会」(民音)の存在も大きい。民音は音楽文化の向上や異文化との交流を目的としながら各種コンサートやイベントのチケットも取り扱っている。両者は持ちつ持たれつの関係を続けてきた。


「家族も知らないまま娘が入信していることも」
 これまで宝塚OGで学会員であると公言してきたのは但馬氏、松氏などごく少数で、現在の劇団内では大規模な折伏(しゃくぶく・勧誘のこと)は行われていないというのだが、ある現役生徒の保護者が明かすには、


「生徒の中にも、確実に一定数の学会員がいます。音楽学校入学前から家族で入信しているケースもあれば、劇団に入団後、上級生から声を掛けられて新たに会員になることもあります」


 むろん信仰の自由があるのは言うまでもないのだが、後者については、こんなパターンが一般的だという。


「入団後、研7(7年目)までの代が出演する新人公演でいい役をもらったり、また人気が出てスター路線に乗った生徒は、先輩から『今度“大人の食事会”があるんだけど来ない?』『あなたにとってもためになると思うよ』などと誘われます。よく分からないままついて行くと、そこには学会員の上級生らが集まっていて『創価学会に入ればチケットもたくさんさばけるよ』と、入信を促すのです。劇団内での出来事を外に話す“外部漏らし”はご法度なので、家族も知らないまま娘が入信していることもあると聞いています」(同)


 世間にもまれず「特殊な閉鎖空間」で過ごしてきた若い生徒らは、自ら判断するすべを持たず、先輩から言われるまま入信していくというのだ。


「え、あなたは入信していないの?」
 さらに続けて、


「2代前の理事長の時代には、五つある組のうち3組で、学会の力によってトップスターが生まれたといわれていました。うち一人の舞台は、公明党の山口那津男代表も観劇に訪れています。そもそも日頃から、歌や踊りなど特に秀でたものがない生徒が抜てきされると、『学会のおかげだ』と、まことしやかにささやかれます。つまりそれだけ学会の力が強く、かつ生徒の身近に存在するわけです」


 また、さるOGの母親が明かすには、


「複数の組トップの保護者が集う会食に居合わせた人が、相手の親たちがごく自然に学会とのつながりを口にするので『みなさん入信しているのですか』と尋ねたところ、『え、あなたは違うの?』と、逆に驚かれたといいます。信心を持つかは別にして、入信することでうまみがあるからです」


 ある現役生徒の父親はかつて本誌(「週刊新潮」)の取材に、劇団内では事実上のチケット販売“ノルマ”があるとした上で、こう明かしていた。


〈チケットをさばける生徒は良い役につけてもらえます(中略)トップに上り詰めるためには、実力だけではなく、カネとコネが重要だということです〉



 ジャーナリストの乙骨正生氏が言う。


「何枚ものチケットをさばかなければならない劇団員にとって、学会員のよしみで買ってもらえ、それが自身の配役や人事に反映されるのであれば、まさしくウィンウィンの関係でしょう」


 12月27日発売の「週刊新潮」では、宝塚と創価学会の知られざる蜜月関係について詳しく報じる。


 また関連記事【「彼は昔から逃げるタイプの人間」 宝塚の親会社トップの兄が痛烈批判 劇団の調査開始後に「酒を飲みながらクライマックスシリーズを観戦」】では、現在の劇団トップが抱える根本的な問題について、身内の証言を交えながらお伝えしている。


「週刊新潮」2024年1月4・11日号 掲載


新潮社



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