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兄弟は会社を辞め、姉の結婚は破談、さらに…少女4人を亡き者にした“殺人鬼・宮崎勤”の家族に起こった「最大の悲劇」(1989年の事件)

2024年10月19日 21時06分59秒 | 事件と事故







兄弟は会社を辞め、姉の結婚は破談、さらに…少女4人を亡き者にした“殺人鬼・宮崎勤”の家族に起こった「最大の悲劇」(1989年の事件)
10/19(土) 17:42配信




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文春オンライン
1989年、宮崎勤容疑者の自宅前の畑の捜索を開始した埼玉県警の捜査員 ©時事通信社


〈「殺した娘の骨」を両親に送りつけただけじゃない…4人の幼女を殺害“平成最悪のシリアルキラー”宮崎勤が「その後の社会に招いた悪影響」(1989年の事件)〉 から続く


【閲覧注意】父親を自殺に追いやった「平成最悪のシリアルキラー・宮崎勤(享年45)の顔」を見る


 兄弟は会社を退職、結婚間近の姉は破談しただけじゃなく…。1988~1989年にかけて、4人の幼女を殺害した宮崎勤(享年45)。彼の凶行は被害者家族だけでなく、自身の家族にまで影響が及ぶ。事件後の宮崎家に起きた「最大の悲劇」とは…? 重版もしたノンフィクション作家の八木澤高明氏の新刊『 殺め家 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/ 最初 から読む)


◆◆◆


女癖の悪さで有名だった祖父
 事件を起こす前の宮崎の様子についても聞いてみた。


「あんなことをしでかすとは思わなかったけど、ちょっと変わった子どもだったな。姉と妹はちゃんと道で会えば挨拶をするような子だったけど、勤は挨拶したことなんてなかったな。いつもそっぽ向いてたよ。家の中では爺さんにはえらい懐いていたようだな」(宮崎勤の実家の前で出会った男性)


 事件を起こす3ヶ月前に亡くなった祖父は、宮崎にとって精神的な支柱でもあった。祖父が亡くなったあと、形見分けに集まった親族を追っ払ったり、祖父の遺骨を食べるなど、異常とも言える愛情を祖父には抱いていた。祖父の死が事件の引き金のひとつになったことは想像に難しくない。織物工場を経営し、町会議員を務めるなど、地元の名士でもあった祖父だが、女癖の悪さは地元でも知られていた。


「お父さんが新聞を出す前は、織物の工場だったんだ。ここに移って来る前は、山の上のお寺の前に住んでいたんだけど、何か金が入ってきたんだろうな。爺さんはここに来て工場を建てたんだよ。女工さんを何人も置いてね。お爺さんは手が早いから、女工さんに手を出して、子どもを生ませちゃったり、方々に女をつくっては、お婆さんとよく揉めてたよ。お婆さんも勝ち気な人だから、黙ってりゃいいものを、近所にうちの爺さんは、また女をつくったなんて吹いて歩くもんだから、有名な話だったんだよ」


 勤の祖父は、黒八丈と呼ばれた泥染めの絹織物を織る工場を建てるまで成功したが、艶やかな噂がいつもついてまわった。家の中ではそのことから喧嘩が絶えなかったというが、勤が生まれた頃には、さすがに、女遊びもおさまっていったようだ。その代わりといっては何だが、女遊びが落ち着くと、孫の勤に愛情を注いだのだった。勤が、欲しいと言ったものは何でも買い与えたという。


 1962年8月21日に生を受けた宮崎勤は、生まれた時から両手首をまわして手のひらを上に向けられない障害があった。ハンディキャップは、他人との関係において、彼の心の中に内向的な性格を生む要因の一つとなった。両親は、祖父が経営した織物工場をたたみ、『秋川新聞』というタブロイド判の地方新聞を発行し、多忙を極めた。よって勤の世話は、祖父と雇った精神薄弱の男性がしていた。


ときには暴力も…最悪だった家庭環境
 父親の発行している新聞は、3000部の発行部数があり、常に黒字だったという。ただ、家庭環境は最悪だった。両親の諍いが絶えなかったという。PTA会長を務めた父親は、女性関係の噂が立ち、そのことを詰問され母親に殴る蹴るの暴行をしたこともあった。


 裁判の証言で、勤が初めて幼女の性器にカメラを向けたのは、事件を遡ること4年前の1984年のことだった。既に、問題行動を起こしていたわけだが、決定的な破局に至るのは祖父の死後である。やはり、祖父は大きな支えであったのだ。


 勤の逮捕後、父親が発行していた新聞は休刊となり、逮捕から1年後に両親は家を取り壊して、五日市から姿を消した。勤は5人兄弟で姉妹2人と兄弟2人がいた。姉は結婚間近であったが破談となり、妹も専門学校を退学に追い込まれた。兄弟も会社を辞職した。


宮崎家に訪れた「最大の悲劇」
 そして最大の悲劇は逮捕から5年後の1994年11月21日に訪れる、父親は被害者遺族への慰謝料支払いの目処を立てると、多摩川に架かる神代橋から身を投げたのだった。


 宮崎勤の家からほど近い寺に、宮崎家の墓があった。その寺の門前は、織物工場を建てるまで宮崎の一家が暮らしていた土地でもあった。


 墓は墓地を入ってすぐの場所にあり、あまり訪れる人もいないのだろう。苔むし、供えられた花も枯れていた。黒い御影石に刻まれた墓誌を見てみると、事件の3ヶ月前に亡くなった祖父、自殺した父の名はあったが、勤の名前は無かった。ただ、墓誌の片隅に無縁一切之霊と刻まれていた。この言葉は、宮崎勤のことであり、彼が殺めた幼女たちのことを意味しているように思えてならなかった。


 この言葉を見たとき、宮﨑勤の一族は、現世だけでなく、あの世までも、宮﨑勤が犯した罪を背負っていくのだなと思った。










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おびえた様子の女性がローソン店内うろうろ、短大生の店員が声かけると…

2024年10月16日 03時03分13秒 | 事件と事故
画像はイメージ。

4日午後5時頃、埼玉県草加市松原の「ローソン草加松原店」で、店員の短期大2年森田さくらさん(19)は、おびえた様子で店内をうろうろしていた常連客の80歳代女性の姿に気づいた。  


10/4/2020

様子がおかしいと思い、「何かお探しですか」と声をかけると、女性は震える声で「30万円のプリペイドカードが必要なの」と答えた。

不審に思った森田さんが理由を尋ねると、同日午後に通信会社関係者を装う男から電話で、未払いの通信料を支払うために、プリペイドカードを購入するよう指示されたとのことだった。詐欺を疑った森田さんは110番し、草加署員が来るまで女性をなだめ続け、被害を未然に防ぐことができた。  


同署は14日、森田さんに感謝状を贈呈した。森田さんは「どうにかしなきゃと思い行動した。詐欺の被害を一人でも止めることができてうれしい」と笑顔だった


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コンビニ強盗を”ヘッドロックで確保“した茶道部女性。武術経験ナシも「アニメを見てイメトレしてました

2024年10月10日 15時03分25秒 | 事件と事故

コンビニ強盗を”ヘッドロックで確保“した茶道部女性。武術経験ナシも「アニメを見てイメトレしてました」(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース 







コンビニ強盗を”ヘッドロックで確保“した茶道部女性。武術経験ナシも「アニメを見てイメトレしてました」
10/8(火) 8:54配信 2024




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週刊SPA!
(日刊SPA!)


「コンビニ強盗をヘッドロックで取り押さえた」会社員女性が話題を呼んでいる。9月30日に神奈川県鶴見警察署から感謝状を授与される様子が大々的に報道され、女性が格闘技経験のない“茶道部出身”だったことに、多くの驚きの声が上がった。
 一躍注目を浴びることとなった張本人・梁果琳(りょうかりん)さん(23歳)に話を聞いた。


⇒【写真】事件から3週間経っても残る“容疑者に噛まれた”傷跡


「店員さんを助けなければ」とっさに体が動いた
――事件当日の状況について、教えていただけないでしょうか?


梁果琳(以下、梁):フリマサイトの発送作業をするために、母と2人でコンビニエンスストアに入りました。梱包材を購入して作業をしていたら、店員さんと男性客が少し言い争いをしているのが見えました。


 ただどうしてもその日に発送作業をしたくて…早く対応してもらおうと様子を見に行ったら、突然大きな声がして、男性客と店員さんがもみ合いになったんです。その時の状況を見て、男性客が万引き犯であることを確信しました。


 店員さんを助けなければと思い、とっさに体が動きました。手をつかんでも逃げられると思ったので、まずは足を払って体制を崩し、四肢を封じようとしたら自然とヘッドロックの形になりましたね。


 ただ、私が腕を首ではなく口元に腕を回してしまったので、容疑者に腕を噛まれてしまいました。その後は店員さんと協力して10分ほど体を抑えていて、母が呼んでくれた警察に引き渡しました。


日本のアニメが好きでイメトレしていた
――勇敢な行動に出た梁さんに対して賞賛の声が上がる一方で、SNS上には「危険だから真似しない方がいい」「凶器を隠し持っていたらどうするんだ」といった声もありました。


梁:たくさんの心配の声をいただいて「凶器を持っている可能性については考えないといけないな」と反省しました。でも、私の行動は間違ってなかったと信じています。事実、店員さんは殴られていたし、大けがを負ってしまう可能性もあったと思います。


 あと私は、日本のアニメやゲームがとにかく好きでして、『バイオハザード』、『名探偵コナン』のアクションを見て、なんとなくイメトレしていたのが良かったのかもしれません。若干“厨二病”っぽいところがまだ抜けていなくて…(笑)。


 銃が鳴ったらまず屈んで隠れる、敵がいたら死角に逃げ込む、みたいに、「悲鳴を上げるのではなくて体を動かす」ということをアニメから学べていた気がします。とにかく、店員さんが無事でよかったです。




想像以上に時間がかかってしまう“捜査協力”の問題点
――容疑者を警察に引き渡して、一件落着という感じだったんでしょうか?


梁:いえ、その後は警察署で捜査協力をしました。20時から、結局0時過ぎまで帰れなかったですね。翌日は半休を取って、腕の治療のために病院に行きました。9月30日にも半休を取って、検事の方にお話ししに行きました。


――かなり時間がかかるんですね…お仕事に影響はありましたか。


梁:私が勤めている会社は有給も取りやすくて、理解があるところで助かりました。でも、「時間がない」「会社を休めない」という理由で通報できなかった被害者や目撃者の方もいるんだろうなって。


 実際、私の友人でも、痴漢をされたけど警察に行く時間がなくて、「犯人を殴って電車を降りた」という子もいました。


 もちろん、誰が悪いとかではなく、警察の方々にはたいへん頭の下がる思いです。ただ、制度として、社会に証言者休暇、被害者休暇みたいなものがあってもいいのにと思いました。


悪いのは国籍関係なく「犯罪をした人」
――9月30日の授与式後は、複数のテレビ番組で報道され、ご本人がXで投稿された「私は茶道部」というポストにも19万いいねがついています。やはり反響は大きいでしょうか?


梁::Xのフォロワーが7000人以上増えて驚きました。テレビは持っていなかったので、友人が私が映っている画面を写真に撮って送ってくれて、初めて自分がテレビに出たことを知ったんです。親は思ったより大きく報道されていることを心配していました。


 私は転勤族で海外を転々としていたこともあったんですが、報道のおかげで再び連絡を取り合うようになった友達もいて、思わぬ効果に感謝しています(笑)。


 少し気になったのは、コンビニ強盗の方が外国人だと知って「外人は出ていけ!」みたいなことを言っている人もいました。文化が違うので、外国人がたくさんいると治安が乱される側面もあるかもしれませんが、全員に当てはめるのはおかしいと思います。  


 実は、私は父の仕事の関係で幼少期よりインド、フィリピン、シンガポールと海外で暮らしていました。そこでは我々日本人もまた外国人でした。実際、今回一緒に容疑者を捕まえてくれたコンビニの店員さんも外国人です。悪いのは国籍関係なく「犯罪をした人」ではないでしょうか。


<取材・文/日刊SPA!編集部>









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横浜のコンビニで強盗容疑者をヘッドロックで取り押さえる 警察が客の23歳女性を表彰

2024年10月10日 13時03分10秒 | 事件と事故


横浜のコンビニで強盗容疑者をヘッドロックで取り押さえる 警察が客の23歳女性を表彰
9/30(月) 21:11配信2024



https://news.yahoo.co.jp/articles/715a1d088f1e431b77b7c92a3cd36ab5ae2e1447


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カナロコ by 神奈川新聞
男を取り押さえた場面を再現する梁さん=鶴見署


 コンビニで発生した強盗傷害事件で容疑者の男の逮捕に協力したとして、神奈川県警鶴見署は30日、横浜市鶴見区に住む会社員梁(りょう)果琳さん(23)に感謝状を贈呈した。事件当時、客として現場に居合わせた梁さんが腕をかまれながらも男を確保した。  


【写真で見る】コンビニ強盗にかまれ歯形がついた梁さんの左腕


 署によると、梁さんは16日午後7時55分ごろ、同区尻手3丁目のコンビニで、缶ビール6本の代金を支払わずに店外へ逃げようとした男と従業員がもみ合いになっている現場に遭遇。梁さんは外へ出ようとした男に足をかけて倒し、左腕をかまれながらも“ヘッドロック”で取り押さえ、110番通報で駆け付けた署員に男を引き渡した。


 梁さんは「当時は怖いという気持ちはなく、勝手に体が動いた。逮捕できてよかった」と笑顔。現在も左腕にくっきり残る痕を見せ、「飼い犬にもかまれたことがない。まさか初対面の人にかまれるなんて」と冗談交じりに話した。


 中西実署長は「危険を顧みずに勇気を持って行動してくれた」と感謝し、「相手が凶器を所持している場合もあるので十分に気を付けてほしい。何かあれば110番通報を」と話していた。


神奈川新聞社


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「おいしい話」と思った副業ビジネス 戻ってこない1600万円

2024年10月03日 23時03分04秒 | 事件と事故

 幹部ら5人が詐欺容疑で逮捕された「西山ファーム」(岡山県赤磐市、破産手続き中)は、ほとんど元手がなくても参加できる、クレジットカードを使った「副業ビジネス」を展開していた。愛知県警によると、手軽に投資できるため、被害者には40代以下の比較的若い世代が多かったという。カードの引き落とし日前に利益を上乗せした分を返金する、とうたっていたが、入金は途切れ、投資した人は多額の借金だけが残った。 


10/18/2021

【写真】西山ファームが投資者に渡した「念書」。

取引内容の口外などを禁じ、守らなければ違約金1千万円を支払うと記されていた 

 8枚のカードを使って「副業」をした愛知県の会社員の男性(49)は、預けた保証金を含めた1600万円が未返金のままだ。 

 2017年8月、「香港に果物を売って、リターンを受ける」と知人から聞いたのが始まりだ。副業ビジネスを担っていた元副社長の男(40)が、岡山県知事らと香港を訪問した様子を伝える新聞記事も見せられた。 

 同月下旬、花本将光容疑者(32)と名古屋駅近くのホテルの喫茶店で会った。「受け答えはキビキビして、人の上に立って的確に物事を進められるような人だった」。日本産の果物は海外で高く売れると説明があり、「農家さんを助けられるし、それなりの利益が出るのでおいしい話だと思った」と振り返る。 

 同社のLINE上の問い合わせ窓口に登録し、カードの限度額や引き落とし日などを伝えた。2カ月後、指示に従って化粧品を100万円分購入。翌月、利益を上乗せした額が振り込まれた。次第にカードを増やし、計8枚に。月の決済額は多いときで計500万円にもなった。「保証金」を預けると高配当が得られると言われ、800万円を振り込んだ。

  約1年後の18年夏ごろ、支払いが遅れるようになった。

  男性は「あの時点でやめておけばよかった。自転車操業になっていたのではないか」と悔やむ。

  だが西山側は同じ頃、リボ払いに切り替えた額を保証金として扱うとする「リボキャンペーン」を行っていた。男性もさらに200万円分を登録してしまった。 

 そして19年2月、支払いは途絶えた。  逮捕された5人について男性は「紹介者たちは『私は知りません』と謝りもしない。素直に認めて、謝ってほしい」と話す。


コメント (2)
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