“大多喜城盛り上げ計画”に賛同してくださった鍋之助さんも出現しましたから、鬼に金棒!! そこで、第一弾は久我原さんです
お城ブームということで黙っていられなくなり、ついつい書き込みしてしまいました。人の迷惑顧みず、久々に独り言です
僕が、大多喜といすみ鉄道に興味を持ったきっかけは何と言っても、国道からちらりと見えた大多喜城ですから。
大多喜城と言えば、本多忠勝が築いた城ですが、実際に忠勝が大滝を支配していたのはわずか10年間。関ヶ原の後は桑名城に移り、ドンロドリゴが御宿に漂着した時の城主は息子の忠朝でした。その後、阿部氏、青山氏、松平氏と城主は変わりましたが、やはり大多喜と言えば忠勝です。
大多喜駅では本多忠勝の顔はめと発砲スチロールで作った像が出迎えてくれます。フィッシングパークの近くの橋にも忠勝像があります。
まあ、大多喜城は大多喜のシンボルで皆さんよくご存知なので、他の城めぐりをしたいと思います。
国吉駅最寄、、と言っても相当歩きますが、万木城というお城がありました。ここには今、天守閣もどきの展望台がありますが、ちょっとむむ~という感じです。
この城の城主土岐為頼は小田原の北条氏に加担したため、本多忠勝に攻められて落城しました。この土岐為頼は有名な武将ではありませんが、名将だったらしく、忠勝も称賛し、土岐氏の旧臣から為頼の話を聞きたがったそうです。
大多喜にはその他にも朝方城、大多喜城、大多喜根古屋城、大戸城、御林番所、寒山城、栗山城、小田代城、城の腰城、永島屋敷、堀ノ内館、横山館といった城や館があったようですが、大多喜城ほど遺構をとどめていないようです。今度、大多喜を訪れた時はこちらのお城めぐりをしてみたいと思います。
お城と言えば、立派な天守閣を想像しますが、こんな忘れ去られてしまったお城を探して歩くのも楽しいかも、、、って僕だけ? つづく (by 久我原)
歴史の中の女性で、なんとかなりませぬか?
「戦国ブーム」と聞けば、フムフム。そういえば、母もNHK大河ドラマの影響で、武将と友達のように、それも今会って来たかのように話しますし。どうしちゃたの?って感じです。
日曜の夜8時から45分は電話禁止令ですし、再放送も見て復習しているらしいです。
これが、「レキジョ」ではなく「レキ婆」と言うのでしょうか? ぎゃはは・・・!!(^Q^)/^
一口にお城ブームと言っても色々なパターンがあるようです。
1.ドラマや小説で活躍する有名武将にゆかりのある城。
入場者数最高を記録した熊本城は加藤清正が心血注いだ名城です。西郷隆盛が西南戦争のときに熊本城を攻めた時、清正を相手に戦っているようなものだと述懐したそうです。
織田信長と言えば安土城ですね。ここの天守閣は他に例を見ない美しさだったようですが、残念ながら本能寺の変の後焼失してしまいました。
武田信玄の躑躅が崎の館はいわゆる城ではありませんがその跡地は今、武田神社となっています。
大河天地人で今、注目の春日山城と言えば上杉謙信。
徳川家康と言えば江戸城、駿河城、浜松城。
豊臣秀吉は大阪城。
真田と言えば沼田と上田。
川中島の舞台となった海津城はその後真田が入城して松代城となりました。
これらの城は映画のロケ地見物に似ているかも。その城を訪れて歴史の舞台を肌で感じるのはいいものです。
2.現存天守閣
今、日本中にある天守閣のほとんどが往時の再建もしくは実在とは関係ない模擬天守閣ですが、創建当時、もしくはその城郭が現役のときに再建された天守閣は十二城しか残っていないのは残念です。有名なのは姫路城、犬山城、松本城、彦根城などです。
戦前は二十城あったそうですが、戦争で焼失してしまいました非常に残念です。
1.の有名武将にゆかりのある城ほど歴史的ドラマの舞台にはなっていませんが、オリジナルの美しさを堪能するのは良いかも。
3.縄張りを楽しむ
これはマニアック。建造物が全くない城あとでも、空堀等の遺構が残っていれば、城郭の縄張りを楽しむ。お城の目的の一つは戦争のための砦です。天守閣が築かれたのは戦国時代も終盤で、それ以前は立派な天守閣はありませんでした。秀吉が一晩で城を築いたといいますが、立派な天守閣を一晩で作れるはずがありません。短期間で砦を築いたというところが実際の話だと思います。
○○城跡という看板しか残っていない山中を歩いて、おお素晴らしい縄張りだと感じられればそうとうのツワモノです。夷隅川が単なる川ではなく堀に見えてきたら、もう城マニアです。
ハートの高鳴りが・・・shiroshiro