帰り道、バギオ市内から家のあるグリーンバレーを見上げると…、何とそこはまさしく雲の上!!!
手前に見えるサンフラワー(…と現地の人が呼ぶ・ひまわりの一種?)と、パインツリー(松の木)は、どちらもバギオ市のシンボル、街中に見られます。
帰り道、バギオ市内から家のあるグリーンバレーを見上げると…、何とそこはまさしく雲の上!!!
手前に見えるサンフラワー(…と現地の人が呼ぶ・ひまわりの一種?)と、パインツリー(松の木)は、どちらもバギオ市のシンボル、街中に見られます。
このストロベリー・ファーム近辺には高原野菜の畑も多く、大きなブロッコリーとレタス、ニンジンにピーマン…で「95ペソ」(約200円)と言われ、大きなジャガイモを2個手に取って「100ペソでいい?」と言うと「OK」!
とにかく新鮮で安い! マニラのスーパーで売られている高原野菜のほとんどがバギオからだそうです。けど、高い。けど、やっぱり日本より格段に安い…。野菜好きの私にはたまりません…(^0^)。
実は、マニラにいた時から関わってくれている専従介護者のマリアさん、今週末に一旦マニラに戻り、田舎で約1ヶ月間の長期休暇ということでストロベリー・ファームまで足を伸ばしてきたのですが、初めて目にするイチゴ畑、レタス畑…等に目を丸くしていました。家族へのお土産も買い込んできました。
「1月から3月が旬…」ということでしたが、私も、もぎ立てイチゴとイチゴジャム、イチゴワインを買ってきました。おそらくまとまったイチゴ畑というのはフィリピンでここだけ。お土産屋もずらりと軒を連ねていました。そして、ついついマフラーと手袋、ネイティヴグッズに野菜も買いました。
<写真> もぎ立てのイチゴ100ペソ(200円余り)… イチゴワイン2本とイチゴジャム3品で同じく100ペソ… あなただったらどっち選ぶ?
さて、その約1か月間、今、マニラで失業中のジェンという助っ人が来てくれます。彼女は、バギオよりもっと北部のイザベラという地方の出身で、バギオの言葉「イロカノ語」が通じます。クリスマス前に、ここで一仕事して、年末・年始は実家で過ごすそうです。という訳で、僕も、彼女(ジェン)もひとまず「ホッ」(^^;)
今朝は、雨の降る中、バギオ市内のイミグレーション・オフィス(移民局)へ観光ビザの延長に行ってきました。
私は、現在、観光ビザのみでフィリピンにロングステイ(長期滞在)していますので、入国時の21日間の観光ビザを、その都度移民局で延長しなければなりません。初回の延長は38日間、2度目の延長からは2か月間ごとで、最大で1年間延長できます。その1年以内に、一度海外へ出国してフィリピンに戻ってくれば、また同様に観光ビザを延長しながら1年間は滞在できるのです。ただ、海外へ出るといっても、日本に帰る航空券がないことには他国に入国できませんから、通常は日本に帰ります。
今年、「日本人は最大2年まで観光ビザを延長できることに…」という記事をネットで見つけ、マニラ・イントラムロスの移民局で尋ねてみましたが、「たぶん…。」という曖昧な返事でした。できそうな気もしますが、ちょっと怖いかも…。
バギオ出張所での延長手続きは、マニラに比べて申請者も少なく30分ほどですむ、と聞いていましたが、今回は500ペソ(千円余り)のイクスプレス料金を請求された上に、パスポートは翌日取りにくるように、とのことでした。申請者はたったの二人だったのに…。それに、先週寄って手続き費用を尋ねたら2,830ペソだと言われたのに、今日は2,930ペソ(約6千円-イクスプレス料金込み)と100ペソ上がっていました。…本当にアバウトです(^^;)。
今日は、今年から設けられたという「介護の日」だそうです。「いい日いい日」にかけて制定されたとか…。
<写真> コンド・ユニット(家)の窓際にデスク等を組み立て(?)、口にくわえた割りばしでコンピューター操作しています。
バギオは、昨日の午後から雨模様です。今も雲の中で…(^^;)。
一昨日の土曜日は、「SMシティバギオ」という2年前にできた大きな新しいショッピングモールの3階「来々軒」レストランで、北ルソン日本人会(JANL)の総会に、初めて参加しました。来年市制100周年を迎えるバギオ市、JANLも様々なイベントで、そのお祝いに参加し、国際交流に寄与されようとしている意気込みが感じられました。
ちなみに「SM」とは「シュー・マート」(Shoe Mart‐靴屋)の略で、現在は国内に数多くの店舗を持つ、ショッピングモールとしてはフィリピン最大のグループです。そのオーナーはビジネスで大成功を収めた一人ですが、かつては路上で靴を売り歩いていた行商人であり、初めて持ったお店も靴屋だったことから、そういう名前なのだそうです。
<写真> 先日バーンハム公園で撮ったもの。中央奥、公園を見下ろすように建っているのが市庁舎(写真が小さくて見えないかも)。
「祝市制100周年!」…来年2009年です。
昨夜は、7時頃から停電になりました。南シナ海を通過中の台風の影響で朝から風が強く、そのせいか分かりませんが…。10時には無事復旧しました。
家の近くを散歩すると、丘から、何とその南シナ海が見えました!ちょうど、白山麓から日本海を眺めているような感じでした。
3日前に、ドライバーのレオが、バギオ市内の市場(タガログ語でPalengke)で、何とその南シナ海で上がったマグロを仕入れて来てくれました。ダバオでは、ミンダナオ島ジェネラルサントスからのマグロが豊富でしたが、まさかこの山岳都市バギオで、こんな新鮮なマグロとは…。
早速お刺身で美味しくいただきました。ちなみに、このマグロ(700g)と、子供の親指くらいの大きさの牡蠣貝(200g)、アジの薫製7尾、ミルキーフィッシュ…で何と約650円でした!
今、私のバギオでの自立生活に関わってくれている二人の介護者です。
昨日、レオの写真を載せたら「私たちは?」と二人…。(あとで恨まれると怖いので…。)
写真、向かって左は、専従介護者マリアで、約十か月になります。メディカルの課程(看護や介護の課程)は出ていませんが、ケアのほか、料理もとても上手です。
右は、バギオで、今入居したコンドミニアムの事務所を通して紹介されたカティです。准看護師課程(二年間)を終えたカティはこれが初仕事。OJT(On the job training)と呼ばれる試用期間中(普通1か月間おいています)です。
この二人のほかに「助っ人」が一人います。 えっ?お給料?その辺は、今後またボチボチと…。
今回、バギオ市内で借りたコンドミニアムのユニットは1階にあり、私の大きな電動車椅子でもスロープさえ作れば、あとは住むのに全く問題ありませんでした。
十年前にマニラで知り合った友人所有のユニットで、広さは55㎡(約17坪)で1LDK、スタッフ用のベッドスペースも2つあります。シャワー付きトイレが2つ、ありがたいことに温水器が付いています。ほぼ家具付きで、電化製品も必要最低限はそろっていました。電話はありませんが、ケーブルテレビが敷かれていてNHKワールドも見られます。
また、セキュリティもしっかりしており、メインテナンスも頼め、安心して住めます。 とりあえず6か月間の賃貸契約を結び、月の家賃は1万5千ペソ(約3万円)です。フィリピンでは、車いす利用者であること、障害者であることを理由に断る大家さんはまずいません。契約内容をきちんと履行しさえすればよいのです。急こう配の坂道の多いバギオ市で、車椅子で住める家を探すのは至難のことだと思います。その点、今回この家と出会えたのは非常にラッキーでした。
<写真> 今回借りたユニットの入ったコンドミニアム。横に立っているのはドライバーのレオ(拙著『アイ!サラマッポ』に出てくる「レオ」とは別人物)。奥に見える緑のワゴン車は、96年モデルの日産ヴァネッテ、7年前に中古で買った私の車です。写真真ん中、スロープ(厚さ0.5インチのベニヤ板で作った)の奥が私の借りたユニットです。
マニラ(ラス・ピニャス市)から、ここベンゲット州バギオ市へ引っ越してきたのは、実はつい二週間余り前のことです。
驚いたことに、マニラでは「血圧70-60、体温38度台…」だった頸椎損傷の私の体が(これも異常な数値ですが…)、ここバギオに移ってしばらくで、「血圧は120-80、体温は36度台」の平常値になりました!奇跡!?
今住んでいる、グリーン・バレイ(緑の谷)という所は、バギオの中でも高い所で標高1600m近く、富士山の2合目といったところでしょうか?時々、目の前を雲が…!そう、流れる雲の中で暮らしています。
今朝7時の室温は20℃(湿度65%)、午後2時には22℃(湿度70%)になりました。ちなみに、マニラの平屋では、朝の最低室温30℃前後で、最高室温は35℃前後でした(^^;)。
<写真> 市内のショッピングモールからのバギオ眺望(真ん中にバーンハム公園の池、手前は松の木々、奥には山の上まで家々…。)
もう一枚…。少し右に目をやると…。
右奥にバギオ大聖堂。奥の方、山の上まで家がぎっしり建っています。
このどんよりとした曇り空も、あと1か月もすれば乾期に入り晴天となることでしょう。