東山植物園 旬の花

マツバラン

12/17まで‘伊藤圭介生誕220年記念展’が植物会館で開催されている。また江戸時代愛玩されたマツバランの展示もある。

Psilotum nudum マツバラン科 関東南部以西の暖地にはえる多年生常緑草本。樹上、岩上などに着生するが、時には地面にもはえる。茎は束生し、長さ10-30cm、時には40cmに達するものもある。体はかたく、細い棒状で枝は3稜線がはっきりしている。茎は基部から地中へかけてニ叉状に分枝して根茎となり、菌根を作り、外に褐色の仮根を密生しているが真の根はない。上部は数回叉状に分枝して箒状となる。葉はごく小さい鱗片状でまばらに茎の稜線上に着いて互生する。胞子嚢は無柄で枝上に点在し、ニ叉している小形の胞子葉上に腋生し、球形で3室に別れ、はじめは緑色、のちに黄色になる。胞子は黄白色で、胞子嚢の背面が裂開して放出される。【牧野日本植物図鑑】より


3稜線が見える。本株は温室ハワイアンハウス。植物会館で展示されている松葉蘭は撮影禁止。 12/14


胞子が飛んでパキラの鉢から芽が。


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