とあるところから(といっても由緒正しい「とある」だが)、CIMについて小一時間ほどしゃべってくれないかとのオファーが届く。
依頼主は、わたしが語るところのCIMの話を聴いたことがあるはずだから、当方が「ゆる~いCIM」の実践者だということは理解してくれているはず。
訝りながら、念のためこう訊いてみた。
「”ゆる~いCIM”の話でよければOKですけど、ホントにあんな話でいいんですか?」
先方の答えはこうだ。
「ゆる~いのが最高なんです。かたーい、こむずかしーいCIMはもういりません」
そうか、そうなのか。
と気をよくするオジさんは、相も変わらず褒められて伸びる、もとい、おだてりゃどこまでも登るタイプ。
「ゆる~い」のがイイのだ。
おのれに、「かたーい」「きつーい」を実践しようとしてもそれだけのチカラがないことは棚に上げ、方向性はまちがってないのだ。と意を強くした。
ということで、本日の「ゆる~いCIM」は、3Dモデルを活用した新規入場者教育。
王道を歩くことはできないが、つづけていこう。
牛の歩みではあるが、つづけていこう。
そして、出力しよう。出力しない実践は、やらないことに等しい。
倦むことなく飽くことなく、つづけていこう。
いや、たとえ倦むことがあっても飽くことがあっても、つづけていこう。
たしかに、「あきらめたらそこで試合終了」という文句は言い得て妙だが、渡る世間に一話完結の物語などは存在しない。
またつづけ始めることが、物語をゲームセットにしない唯一の手立てなのだ。
てなことに思いを至らせるこのオヤジ、いささかしつこい。
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