人生つれづれなるままに

日々感じた事、独り言、戯言、他、満載でいこう♪

小さな世界にも沢山の命。

2011年03月18日 00時25分25秒 | Weblog
今日の仕事、点検先にて。
水の具合がよろしくないので、その原因を探ろうと
顕微鏡を使ってその様子を眺めてみた。



顕微鏡で見た様子は、携帯カメラで撮影し、
このプリンターで印刷、担当者にも見てもらいます。




排水処理の活性汚泥、その水をスポイドで採取して、
1滴の水をスライドガラスに落とす。

そこにカバーガラスをかぶせて、プレパラートを作る。
(あ、センターからズレてる、雑なやっちゃなぁ)

さあ、この小さな世界を100倍に大きくして覗いてみよう。


水をきれいにしてくれる汚泥が小さい。


ん?この細長いの、これはミミズ類のエロゾマだね。


ワムシ類と、汚泥には放線菌がいっぱい付いてる。


よく見ると、ワムシが放線菌を捕食してる。
がんばれー、ワムシ。放線菌をやっつけてくれ!


これは先程のミミズ類、エロゾマ。
お腹の中にはやはり放線菌がいっぱい、ガンバレー、もっと食べてくれ!


お、先のとがった細長いの、これは線虫類のネマトーダだと思う。


最後の一枚は、提出用に撮った放線菌の様子。
よく見ると写真の上部には、菌糸も沢山ある。


顕微鏡で見ないと見えない生態系だけれど、
この本当に小さな生態系が、僕ら人間の住む生活環境の下支えの
ひとつになっていると思うと感慨深い。

人はこんな小さな世界に助けられて生きている。