日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

ラマダーン第6日

2006年09月29日 20時01分12秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1427年ラマダーン(9月)6日 ヤウム・ル・ジュムア(金曜日)
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 ふぅっ! 「とろけるマンゴー」がうまい!
 果汁が10%しか入っていないけれど、とろとろして空きっ腹にはうれしい。
 イフタール(断食明けの食事)には、さっき買ったナツメヤシを5粒ばかりつまむ。
 
 今日は、東京都美術館で「ペルシア文明展 煌めく7000年の至宝」と、上野の森美術館の「生誕100年記念 ダリ回顧展」をハシゴ。
 ペルシア文明展の方は明日までなのでギリギリで間に合った。
 日本の世界史の教科書などでは、メソポタミア文明の影に隠れちゃったり、ギリシア民主主義に敗れた専制君主制の国ということやアレクサンドロス大王に滅ぼされた国ということが強調されがち。 
 どうもペルシア文明は日本では不当に低く扱われているような気がする。
 などということを常々思っていたが、やはり改めてペルシア文明のレベルの高さを感じた。いやあ、いい仕事してますねー。
 買ってきたガイドブック読むのが楽しみ♪ なお、今日食べたナツメヤシはここで買った。

 ダリ回顧展も良かった。夏にスペインのソフィア王妃芸術センターに続いてダリの作品を見ることができた。
 平日なのに人が多いのには驚いた。やはりダリは日本人になじみがあるんだと実感。
 自分自身、子供の頃に事典で見た「内乱の予感」と「記憶の固執」のインパクトは今でもはっきり覚えている。とろとろの時計を見て、子供心にも「時間がゆがんでるんだー」と感じたものだ。
 メッセージを読み取ろうとしたり、ボーッと眺めたり、勝手に自分でストーリーをつくったり、自由に楽しめるのがダリの良さだと思う。感性で楽しんだので、解説はこれからガイドブックでじっくりと読もう。