ヒルネボウ

笑ってもいいかなあ? 笑うしかないとも。
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聞き違い~御破算

2024-07-13 23:52:12 | ジョーク

   聞き違い

    ~御破算

四面楚歌 住めん租界

御破算 5は3

大いなる遺産 お稲荷さん

人間ドック 逃げ得

(終)


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漫画の思い出 花輪和一(22) 『護法童子・巻之(二)』(双葉社)

2024-07-13 00:06:11 | 評論

   漫画の思い出

   花輪和一(22)

『護法童子・巻之(二)』(双葉社)

「旅之壱 ひろひろへえ」

「ひろひろへえ」が何か、わからない。

「征夷大将軍」が「蝦夷」を滅ぼしにやって来る。

蝦夷(えぞ)とよばれる人々は 貴族などよりも一段と 神に近い精神を持っていたのだった

それゆえ草木の生命力 大地の 生命力 宇宙の生命力と自由にとけこみ また それからの「ぷらあな」を あつめることもできた

朝廷はこの力をおそれ ほろぼさずにはおられなかった

(「ひろひろへえ」)

「ぷらあな」は「インド哲学で、宇宙にみなぎる生命力としての気」(『広辞苑』「プラーナ」)だろう。意味不明なんだけど。

「ガマ人(びと)」というのが「蝦夷」といる。頭部は遮光器土偶に似ている。

遮光器とはイヌイットなどの極北民族が用いる雪眼鏡ので、目の表現がこれに似ることから命名。

(『山川日本史小辞典』「遮光器土偶」)

怪しい。

この目なども、雪眼鏡をかけたものではなくて、大きく見ひらいた目と一条に閉じた目を組み合わせた目をもって、邪視に対抗させたものではなかろうか。

(国分直一「呪術‐その役割」)

「邪視に対抗させたもの」とは「僻邪」(同前)のことだろうが、この言葉は「心がねじけて、よこしまなこと」(『広辞苑』「僻邪」)とは違って、「邪鬼を退治する」(『日本歴史大事典』「僻邪絵」)という意味らしい。

「征夷大将軍」に従う「箱入り陰陽師」が「ガマ人」を怪しむ。護法童子は合体しないまま、それぞれが「ガマ人」や「蝦夷」と力を合わせ、「箱入り陰陽師」をやっつける。

(22終)


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